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才能にフォーカスする

人には必ず生まれながらに
その人だけの才能が与えられている。

しかし、それはあまりにも自然すぎて
才能だとは思えなくて、気づかずに
スルーしている場合が多い。

その場合は、何か自分の興味のあることや
好きなことの資格を学び、身につけて
それを才能に置き換えようとしてしまう。

しかし、才能は消えることはなく
なくなることもなく、手放せるものでもなく
「その人がその人である証」が才能でもある。

人はどうしても頑張って、努力して
何とか手に入れたものが素晴らしいと感じてしまう。

それが頑張って、学んで、身につけた技術なら
尚のこと、それを手放そうとは決して思わない。

そこにかけたお金、労力、時間のすべてが
無になってしまうと思っているからだ。

大抵の場合は、技術取得にかけたお金の元を取ろうと
技術にまつわる仕事に就こうとする。

しかし、そもそもの才能とはかけ離れた仕事なら
うまくいくはずもなく、途中で挫折するか
頭打ちになるかで辞めてしまうことが多い。

どこかのタイミングで、頑張って得てきた技術を手放し
本気で才能にフォーカスする必要がやってくるのだと思う。

すべてはそのことに気づき、フォーカスするところからはじまる。
それは不要なものを手放したあとに必ず起こるはず。

才能は、自分では才能だと思えないことが多い。
しかし周囲からみると、それはその人にしかない
内なる輝きであり、まさに才能でしかないと思われている。

あと、好きなことの中に才能が眠っている場合と
そうでない場合とがある。

厳密にいうと、好きなことは「誰かが好きといっていた」
ものを自分の好きと勘違いしている場合において
好きから才能を見出すことは不可能だと思う。

自分の心に素直になって、自分の心が本当に楽しいと感じること。
それが自分にとっての好きなことなのだ。

この辺りも説明すると混乱するかもしれないけれど
自分という人間を見失っている人が多いからこそ
まずは自分に向き合うことが先決になるのかもしれない。

そこから気づけば、才能に行き着くということが
一番流れとしてはスムーズなのだとも思える。



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