漢咲(おとこざき)コータロー

青森から上京してきて全国の高校野球を見てる者です。 仕事上で出逢ってきたプロ野球選手…

漢咲(おとこざき)コータロー

青森から上京してきて全国の高校野球を見てる者です。 仕事上で出逢ってきたプロ野球選手や強豪校の監督方、 地域の野球ファンの人達の話を聞いて野球を学んでます。少年チームのコーチ、草野球助っ人もしています。 勉強として意見交換をできる場になれなら嬉しいです。

最近の記事

過去最高レベルの甲子園へ

全49代表が出揃った。 各地方予選でジャイアントキリングのニュースが飛び交ったが 出場を決めた学校は高校野球界を引っ張ってきた顔ぶれが多かった。 2年連続は11校 八戸学院光星(青森) 仙台育英(宮城) 聖光学院(福島) 日大三(西東京) 星稜(石川) 愛工大名電(愛知) 近江(滋賀) 社(兵庫) 鳥取商業(鳥取) 九州国際大付(福岡) 明豊(大分) 春夏連続も11校 クラーク国際(北北海道) 仙台育英 専大松戸(千葉) 慶應(神奈川) 北陸(福井) 大垣日大(岐阜)

    • 神奈川を制する者は全国を制す

      『神奈川を制する者は全国を制す』 1971年に桐蔭学園が 甲子園を優勝した時に生まれた言葉だ。 (日本にマクドナルド第1号店ができた年) 前年の1970年に原貢氏率いる最強東海大相模が甲子園優勝。 翌年、創部5年目の桐蔭学園が準決勝以外全て完封の甲子園優勝。 2年連続インパクトある神奈川県の全国制覇がこの言葉を産んだ。 ここで神奈川県の高校野球の歴史を軽く辿って行きたいと思う。 甲子園第2回大会で慶應が神奈川県勢初優勝。 その後湘南が1949年、法政二が1960年に甲

      • 必ずしも挨拶がいいとは限らない。

        野球部出身の僕の唯一の特技は挨拶。 素早く的確なタイミングで、気持ちのいい挨拶。 今の時代はわからないが、 僕が育ってきた青春時代では 監督という名の鬼と先輩という名の小鬼が目を光らせて 挨拶の取り締まりをしていた。 おかげで社会に出てからは無意識無呼吸でできるようになった。 知らない人でも挨拶されると気持ちがいい。 大人になると余計に思う。 「こいつ、性格悪そうだな」と思っても挨拶が気持ちいいと そんな気持ちはどこかに消えている。 みなさんもこの気持ちわかりますよ

        • 「君、だれ?」第一話

          「今日何日だったっけ?」 布団に横たわり天井を見上げるコータロー。 23歳。周りはみんな就職してる中フリーターを続けている。これといった目標があるわけでもない。 ただただ、毎日を生かされている人間だ。 「あぁ、もう9時かぁ、バイトの準備しなくちゃ」 やりたくもない仕事をして小銭を稼ぎ 酒とタバコに使って生命を削る。 「ありがとうございましたぁ〜」 週4、10時〜20時、2時間休憩。時給1000円。 居酒屋のバイトをしてるが、2022年現在コロナ禍の影響でお客も少な

        過去最高レベルの甲子園へ

          お母さんありがとう

          今日は野球とは少し違う話。 上京して10年。親への感謝が止まらない。 多分一人暮らしを経験してきた人はその気持ちがより分かると思う。 僕は小学一年生から野球を始めた。 勉強もせずずっと野球。後は遊び。ルーティンは 野球、遊び、野球。 おかげでテストはしっかり0点を取れるようになった。 まぁ0点取っても怒られることはなかったし、 ペン持つならバット持てという環境だった。 父に野球用品を買ってもらい、祖父にバッセンに連れてってもらい(それが生きがいだったらしい)、母に

          西東京の横綱

          この夏西東京大会で最も注目している学校 日大三。 理由は強いから? 違う。 土俵際の横綱を見たいからだ。 日大三と言ったら名将・小倉監督だろう。 小倉全由。 甲子園通算 出場22回、優勝2回準優勝2回 甲子園で積み上げた勝利数37は歴代9位の記録だ。 僕は高校野球の監督は現代の将軍だと思っている。 小倉大将軍。 日大三といえば強打。 では日大三史上最強はどの代だろうか? 近藤(元ヤクルト)、都築(元中日)、千葉(元横浜)、内田(元西武)、原島を率いて

          大戦国高校野球時代

          「近代の高校野球最強校は?」  大阪桐蔭 間違いなく全員がそう答えるだろう。 大阪桐蔭最強時代だ。 しかし、新しい時代はもう来ている。 どこの時代だ? 圧倒的王者・大阪桐蔭 2010年以降で7回の優勝 12年春夏連覇、14年夏、17年春、18年春夏連覇、22年春   去年の選抜は攻守の要、松尾君(DeNA ベイスターズ)を中心に圧勝した。 一回戦 鳴門 3−1 二回戦 広島商 不戦勝 準々決勝 市立和歌山 17−0 準決勝 國學院久我山 13−4 決勝 近江 1

          おばたのお兄さんと言う男

          「おばたのお兄さん」 皆さんにとっておばたのお兄さんはどんな人ですか? 小栗旬さんのモノマネ芸人? スポーツ万能のスポーツ芸人? インスタのフォロワー77万人を誇るSNS芸人? それぞれ色んな目線で見てると思うが、 今日は僕の視点で 「漢・おばたのお兄さん」 について書いていこうと思う。 その前に僕とおばたのお兄さんの関係を少し。 僕とおばたのお兄さんの関係は今から8年前。 NSCの時から始まった。 ある日芸歴一期上のおばたのお兄さんに「一緒に芸人野球やらない?」と誘

          おばたのお兄さんと言う男

          栄冠はいつの日か必ず

          第102回全国高校野球大会の中止が決まりました。 あんまり文章を打つのが得意じゃないから普段は音声にしてますが今日は文字に残そうと思います。 コロナで戦えなかった球児たちの 気持ちがどれほど辛いのか想像もできないし もし僕が3年生だったら、、、 と思うととても恐くなります。 一つの為に人生の全てを掲げた2年半。 いや、 野球を始めた時から甲子園を夢見た球児にしたら 約10年。 高校球児と言う若き侍たち。 10年間甲子園と言う大戦のために準備してきたが その戦が無くな