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とりあえず、第一領域を片付ける

「緊急ではないが、重要な事」とする第二領域に手をつけるには、その前に立ちはだかる第一領域を処理してしまう、という話

ゴールデンウィークという束の間の連休に少しでも現在進めている個人的プロジェクトに着手する予定が、本業で貯め込んだ業務に圧迫され手つかずで今日まで来てしまっている。

焦る気持ちをグッとこらえてまずは目の前の処理すべく業務を片付けているのだが、これがなかなか終わらない。今までの経験上、この第一領域、すなわち「緊急かつ、重要な事」が処理できていない状態で、本来手をつけるべき第二領域に着手すると、意識が処理できていない第一領域に引っ張られるため、内容がグズグズになってしまう。

お客様や取引先に影響を及ぼす業務をそっちのけで妄想過多な第二領域に意識が乗るわけもなく、膨大な処理業務に途方に暮れてしまいそうだが、あまりにこの日常の業務に忙殺されていると、やりたいことが行方不明になってしまう恐れもあるので、ちょっとした休憩時間に第二領域に軽く目を通すことでなんとか気持ちと進捗をつなぎ留めておくことにしている。

このつなぎ留めておく行為、これすら意識を怠っていると、第一領域が片付いたあとに、やれやれと腰を降ろしてしまい、一気に第三、第四領域へ落ちて行ってしまうのは、私の本来の怠け癖からくるものだが、やはり人間少なからず自分を甘やかしたい、大変な仕事の後ぐらいは休みたいという欲求が先行するため、第一と第二の領域を交互に回していくのがベストなのである。

では、どこで第三、第四領域を組み込むか。

性格や状況、環境などの個人差もあるだろうが、第三領域に該当する「緊急だが重要ではない事」つまり、急な来客や飲みの誘い、効果の期待できない仕事などはその場で処理し、「緊急でもなく、重要でもない事」のような自分を甘やかすムダな時間は極力遠ざけるか、どの領域も影響のない休暇などで消費する、といったタイムマネジメントが必要になってくる。

このnoteの執筆は、人によっては第四領域に該当するかもしれないが、私にとっては第二領域をつなぎ留める役割を果たしている。このnoteの毎日投稿をサボったが最後、私の第二領域は完全に行方不明となり、意識から第二領域は消滅してしまうゆえ、第一領域のことで頭がいっぱいの現在のような状況であっても、キーボードを叩き、なんとか記事を一本書くということを自分に課しているのである。

今のような状況でnoteを書くのは正直つらい。気持ちが乗らないからだ。

しかし、無理にでも書いていないと元の木阿弥、以前のようなただ業務のような仕事のみを処理をして、その先の成長を放棄してしまうことになるのだ。

さあ、なんとか今日の執筆のゴールが見えてきた。あと数文字で最低限の第二領域のミッションが終わる。

終わればまた第一領域の波に突っ込んでいくことになるのだが、こうしたはたから見れば趣味のように見える領域も、私にとってはモチベーションの維持になっている。

今回の記事に関しては、読む方にとっては時間のムダになってしまうかもしれないが、毎日投稿するにはそうした駄文も紛れてしまうのが今の私の実力なのかもしれない。ごめんなさい。

波のような第一領域は第二領域の意識を頭の片隅に置いて粛々と処理をする



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