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【サクサクと】紹介フォーマットで手を止めず好感度を上げていけ!

商売の生産性を上げる施策として、自社のターゲットではない仕事はエレガントに交わしながら好感度も上げておく、という話

ここ数ヵ月の短期目標が「問い合わせ件数を上げる」としている。

その前が「成約数を上げる」ということだったのだが、そもそもの分母である顧客の流入量を上げていくことで成約につながる案件数自体を増やす目的である。



成約というヒットを打つために打席に立つ回数を増やすようなもので、10回の打席より、30回打席に立てた方が打率が上がる可能性は高まる。

よって、打席に多く立ちバットをブンブン振っているのが今の状態なのだ。

ただ、この状態になり一定数のボール球にも向き合うようになった。



問い合わせ件数が上昇すると、一定の確率で「あ、その仕事ウチじゃないっす」という非対象顧客からの問い合わせが紛れてくる。

その対処をどうするか?

電話やメールであらかじめ考えたお断りフォーマットをお伝えする、ということでもいいのだが、これが結構骨が折れるというか、気持ちが下がるのだ。



おそらく申し訳ない気持ちなどのネガティブな感情に少なからず引っ張られてしまうからだと推測するが、それならポジティブな感情になる着地で対処できればと考えてプラスアルファを付け加えることにした。

それが、問い合わせの内容を解消してくれそうなポータルサイトを添付する、ということ。



ウチでは難しいが、他の会社なら何とかしてくれるかも、という他力本願な対処法だが、弊社への問合せで可能性をバサッと切り離してしまってはお客様は困るだろう。

せっかく時間を割いてお問合せして来てくれたのだ、仕事は受けられないが、何か役に立つ情報という手土産でもお渡しできれば少しは違う。

断っても好感度は下がらないだろうし、うしろめたい気分にもならずに済む。

わたしは普段のお断りフォーマットにいくつかのポータルサイトのURLを仕込むオプションを用意した。



正直、非対象顧客の対処にリソースは割きたくない。だが、集客をしていれば純度100%で対象顧客だけを集めるのは無理ゲーだ。

であるならば、非対象の流入率を下げる対処をしながら、それでも入ってくる非対象にはなるべく生産性を下げずに対処するのが吉である。

好感度を上げつつ、というのがキモなのは、毎度お断りするたびに「ご丁寧にありがとうございました」と断ったのにお礼を言われることから、印象は悪いより良い方が今後のため、という意識からきている。

それでも時間が割けないゆえ、対処はフォーマット化することをお勧めする。

小さなほころびは時間をかけて大きな問題に発展する。ネガティブな対処ほど行き届いた意識を持つ

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