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【イナバ物置】勝ち筋フォーマット手に入れたら最強!

商売において、完成度の高いフォーマットを持っていることは強みとなる。自社の勝ち筋をフォーマット化する術はないか、問いを持つ、という話

昨日は午前中から自宅の庭の整理。

今の自宅に引っ越してから1年経つが、たった1年で物は驚くほど増えるものだ、と感心と反省。そこですでに納まりきらない荷物やら道具やらを収納するために物置を購入しておいた。

一昨日届いた物置を最後の仕上げに組み立てたのだが、相変わらずの施工性の良さにものの30分程度で組み上げてしまった。



購入したのはイナバ物置のそこそこ大きめのもの。それを30分程度で組み上げてしまったのは、わたしが器用だからでも、動きが俊敏であったからでもない。イナバ物置の完成された組み立ての設計にあるのだが、あまりに完成されているためか、ここ何十年も大きな変化はない。

細かな仕様こそ変わっているのかもしれないが、わたしは5年おきくらいにイナバ製の物置を組み立てる機会があるのだが、一度組み立てた経験があればなんとなく体が覚えてしまうくらい組み立て手順はシンプルなのだ。



素人であっても簡単に組み立てることができる、というところまで設計するのは容易ではなかったと思うが、一度そうした完成度の高いフォーマットができあがれば、それは主要商品として会社の強みとなると思うのだ。

製品以外でも、サービスや社内のルール、発想のプロセスなど、あらゆる面で勝ち筋のフォーマットがあるのは強い。

完成度の高いフォーマットは誰でも有用できるし、物によってはテーマを変えるだけで機能する。それを構築するまでが大変であるが、そのプロセスには学びも多く、フォーマットを考える際に生まれる問いはその他の仕事でも活かすことができることも多い。



残念ながら弊社にいまだ勝ち筋と呼べるほどのフォーマットは存在しない。だが、常にフォーマットを構築する上での問いは回しており、いくつかのフォーマットは存在するものの、勝率が低いことから、勝ち筋とは認定していない。

イナバ物置とまではいかないが、完成度の高いフォーマットが1つでもあれば、商売がもう少しラクになるのにな、と安易に考えるわたしであるが、小さな仕組みとしてでも考え続け、それを活用していくことは効率と生産性とを上げる重要な要素であり、商売の本質であるとも思うのだ。

勝ち筋をみつける旅こそが商売である


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