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多忙の波はコントロールなんてできない

未来の売上げの為に手を尽くす様々な行動は、自身の予想や想像から外れていきなりやってくる、という話

最近のnoteでも書いているが、大型案件の影響もあり、絶賛テンパり中である。1ヶ月程度前から、今回の大型案件に合わせてスケジュールを調整していたのだが、このタイミングで幸か不幸かその他の案件が次々と決まっていく。

嬉しい悲鳴を通り越して、もはや雄たけびに近い悲鳴をあげている現在だが、やはり今までの経験からも忙しくなる波はコントロールすることはできない。

繁忙期のような季節性や時期的なものが存在する業種ならある程度年間のスケジュールを予想することは可能だろうが、自社のように特に明確な繁忙期というものが存在しない業種や市場においては、淡々と売上げに貢献するような行動を常に継続し、その行動が外的要因に何らかの形で結びついた時点でバズが起こる、という具合だ。

市場のカテゴリー的に急成長は見込めない代わりに、需要を正しくつかめれば、年輪のような緩やかな右肩上がりの成長を実現していく。その緩やかな成長の実情の中で、その会社の器の範疇をバイオリズムのように閑散期、繁忙期を繰り返し年輪を形成していくのだが、実質何度もその器をはみ出すようなバズを起こし、新しい売上げを更新していく。

つい先日まで前年度の振るわなかった売上げを反省し、憂いていたのだが、そこから一転して現在はパンク寸前の状態に陥っているのだから、何が起こるかは当事者である私にはまだ理解できていない。

俯瞰的に現状を分析する余裕もないし、あとから事後的に「あの時の波はこういうことだったのか」と腹落ちする瞬間が来るのだろうと、今は考えている。

もちろん、手を止めれば勢いもしぼむだろうが、しぼんだが最後、その勢いを再び作り出すのは数年単位の営みが必要になることぐらいはわかっているので、今はパンクするまで(実際にパンクすることは多分ないと思うが)じっと耐えることでやり過ごす覚悟である。

普段からこの様な状態に陥ると「もう少し波がなければいいのに、先月は暇だったのに」なんて悠長なグチが漏れそうになるが、贅沢な悩みと自負しているので考えはしても、実際にその様なグチを口に出すことはない。

波さえ起らないことがどれだけしんどいかを経験していることもあるが、その波が小波であろうと、どのタイミングで起ころうとありがたい、という気持ちが刷り込まれているので売上げはないよりあった方がいいに決まっているのだ。

しかしながら、毎度心を誰かに見透かされているのかと勘繰ってしまうほど、売上げが振るわず嘆いた後にはその憂いを埋めるような波が追いかけてくる。それも普段から何かしら売上げにつながる行動を継続しているから起こるのであって、憂いているだけで何もしないのでは年輪はおろか、現状が貧しくなっていく一方である。

当たり外れにかかわらず、行動は大事である。行動をしたことでしか未来は変わらないからだ。アクセルとブレーキを巧みに操ろうなどと、余裕をかましていないで、現状打破にはアクセル一択でネガティブな状態を引き離そう。

現状にかかわらず、行動のみ継続する。起きた事象は走りながら考えればいい


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