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ANNEX編集室

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世田谷学園「学友ANNEX」の生徒編集委員による記事を上げていきます。中高生の目に映る様々な世界の姿をお楽しみください。
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#中学生

教科書エクストリームレビュー③

こんにちは。 僕は、1年生の時に使った数学の教科書をレビューしていこうと思います。 って言ってもただレビューするのではつまらない。 というわけで、変な見方をしていこうかなと考えています。 今回使う教科書の教科は、数学です。 この教科書は、第1章から第5章まであります。 それでは、よろしくお願いします。 <ヘンテコレビュー開始!> まずは第1章から。 第1章は、平面図形で、角や直線、円や扇形、作図まどがあります。 ではここで考えることがあります。 なぜ、一番最初は平面図形

2020年度に鑑賞した映画レビュー

 今年度は、新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごす時間が増えた。そこで、僕は映画などを楽しむことにした。その鑑賞した映画の中から印象に残った作品を紹介したい。 『TOP GUN 』  この作品は、1986 年に公開されたアメリカのトム・クルーズ(i) 主演のアクション映画であり、トップガンと呼ばれるアメリカ海軍の戦闘機パイロット養成学校での主人公マーベリックの天才さそして、悲しみやライバルと共に切磋琢磨している様子を描いている。公開当時は、アメリカとソ連とが冷戦状態に

僕は「趣味」という救世主に救われた

皆は、誰か、また何かに助けられたことはないだろうか。そして、そんな経験があるから、その人の存在、またその物の存在が大切になっている、自分には大切なことになっているということはないだろうか。 自分にしか見えない価値があるもの。そんなものが、この世にはいくつも存在する。 その中の一つには、人によって個性がある「趣味」がある。僕はこの趣味というものを、楽しみであり、また時には救世主だと思ったことがあるのだ。今回はその話をしたいと思う。 僕は現在、趣味をいくつか持っている。自分の趣

民間の宇宙産業

 アメリカの民間ロケット「クルードラゴン」が、日本時間11月16日午前9時27分に打ち上げられ、17日午前1時過ぎ、ISSとのドッキングを成功させた。  この成功は、民間ロケットの打ち上げ成功ということで、世界を驚かせた。これで民間も宇宙産業に入れるという思いは誰もが持ったと思う。そのクルードラゴンのことで記事1つ書けそうだが、今回は別の話題にしよう。  民間の宇宙産業は、今はクルードラゴンを打ち上げたスペースX社にしかあまり焦点が当てられないが、陰ながら頑張っている会社も

国際連合と平和への取り組み

 現在、世界には子どもでも戦争に行かなくてはならない状況が続いている国と地域が多く存在する。世界の各地において24時間体制で平和のために、持続可能な開発のために、そして人権擁護のために国際連合は働いている。(『国際連合の基礎知識 第42版』)  さて、その国際連合の目的の一つとして、世界の平和と安全を維持することがある。国連はその創設以来、幾度となく紛争が戦争へと拡大するのを防ぎ、紛争を解決するために武力の行使に代えて交渉のテーブルにつくよう対立する当事者を説得し、紛争が始

オンライン獅子児祭への道~第2話 LEGOブロックへの期待

これは、獅子児祭実行委員の物語。 ある中学1年生の獅子児祭実行委員会での青春を描いた物語です。 また、この記事を通して今年の獅子児祭に興味を持っていただけると幸いです。 前回のあらすじ 今年の獅子児祭は、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となった。そこで、1年生は企画を自分たちで考えて良いこととなった。そこで、LEGOブロックで作品を制作することになったが、欲しい色のLEGOブロックを入手することが難しく、獅子児祭実行委員1年は困ってしまう。 第1話はこちらから

補‌給‌船‌の‌国‌際‌競‌争

ISSへ物資を補給する無人宇宙船、「こうのとり」9号機が日本時間2020年5月26日、午前3時25分にISSへのドッキングが成功し、運用終了した。 これに変わり新たな計画があった。こうのとり(正式名称HTV)の後継船、「HTV-X」の計画だ。 この新しい補給船は、開発が成功すればこうのとりよりも1.82トンも多くの物資を運ぶことができる。ロケットを打ち上げるのに必要となる燃料の量やお金はとてつもなく多いから、一度に運ぶ量が多くなるのは、喜ばしいことだ。 このような改良の他に

学びのてんびん

 僕が学ぶようになったのは幼稚園の時。とはいっても、これは家での通信教育の話だ。  そして本格的に学ぶことを始めたのは、みんなと同じ小学校1年生。この頃は、どんな学習も「面白かった」という記憶がある。  しかし、学年が上がり、学習に慣れていくにつれ、理科、社会などの好きな教科や校外学習は「楽しい」と感じる反面、苦手な教科や好きとも嫌いとも思っていない教科は「面倒くさい」と思うようになった。  やがて高学年になると、一部の好きとも嫌いともとも思っていない教科は、不思議と「面

直接的な学びと間接的な学び

 突然だが、「学び」とは何だろう。  人間は学ぶことで進化してきた。世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスについても、その例として挙げられそうだ。今、この瞬間も世界中の人々がこのウイルスについて「日々の生活」の中で学んでいる。  僕自身、いつものような生活ではなかなか体験出来なかったことが、今回のSTAY HOME期間で体験できた。その時の特別な「日々の生活」について思い返してみると、このようなことが頭に浮かんだ。  「日々の生活での学び」は「勉強」では学べない学びで

オンライン獅子児祭への道~第1話 LEGOブロックへの期待

これは、獅子児祭実行委員の物語。 ある中学1年生の獅子児祭実行委員会での青春を描いた物語です。 また、この記事を通して今年の獅子児祭に興味を持っていただけると幸いです。 2020年の獅子児祭(学園祭)は、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となった。そこで、1年生は企画を自分たちで考えて良いこととなった。 僕たちは、当初「ギネス世界記録に挑戦!」という考えを持っていて、現実的でないことをたくさん考えていた。 (その背後には、僕たちの気分を盛り上げてくれた〈和製トム

これが僕の基本姿勢

さて、家に帰ってきた。 さっそく宿敵、「手洗い! うがい! すぐ勉強!」と連呼するお母さんがやってきた。 今日はどうしようかと僕は少し悩んだ。 「悪いけど、僕今からゲームしなきゃいけないから、勉強している暇がないんだ。だから手を洗ってうがいをしたら、すぐゲームをやらせてもらうね!」と言って、僕はお母さんの勉強やれ攻撃を華麗にかわした。 毎日、お母さんにはここで引き下がってもらいたいとつくづく思う。しかし、お母さんはここで諦めるほど甘くはない。 お母さんはここで論点を変えた。

休校期間と学び

 家は生活の場であり帰って寝る場所だった。それがここ数ヶ月の間に職場や学びの場になった。  本来、学びの場は学校であり、他人と意見を交わし、コミュニケーションをとり、相互理解を深める場であったはずである。しかしこのコロナ禍において学びの場は一変した。学びの場が家となり、自己責任で勉強をする機会が増えた。家族以外の意見を直接参考にすることができず、授業の内容が深まることはなくなった。また、家の中に職場や生活の場、学びの場が集まることにより、けじめや自分への厳しさが必要となった