第一回連盟オンライン交流会

5月25日(月)、毎月行われている連盟定例会が、新型感染症の影響により開催できなかった為、オンライン(ZOOM)による交流会が行われた。

各大学探検部の新歓情報、現状報告、今後の活動見込みについて話し合われた。

◯参加団体

法政大学探検部、日本大学探検部、駒澤大学探検部、神奈川大学アドベンチャークラブ、慶應義塾大学探検部、北海道大学探検部、東京農業大学探検部
東洋大学探検部、横浜市立大学探検部、明治大学地底研究会、立正大学探検部、東京農工大学探検部

まず初めに役員挨拶と連盟紹介。役員一同、ラフな集まりにしたいと口を揃えていたが、どうも口調は固く真面目だった。

▼新歓状況

新型感染症(コロナウイルス)の影響で、従来の対面式による新歓活動が行えない中、各大学、Twitter、LINEといったSNSを通した情報発信、ZOOMを使った説明会など、創意工夫が見られた。同時に、新歓活動そのものを禁止され、未だ何も活動できていない大学もいくつか見られた。いずれにせよ、フィールドワークを主軸とする探検部にとって厳しい状況なのは間違いない。

▼今後の活動見通し

活動が再開された場合、夏または秋に新歓合宿を行う団体がほとんどだった。

▼どんな部員が欲しいか

ほとんどの大学は、探検に意欲的で自分から活動に参加し、企画もしてくれる積極的な部員が欲しいと答えた。一方で、部の存続の為に幽霊部員でもいいから欲しいと答えた団体もいくつかあった。

▼今後の活動見込み

国内だけにとどまらず、海外で活動する団体も少なくなかった。

◆海外遠征
北大:移動民族「ジプシー」との交流(ブルガリア)
立正:呪術師研究(カメルーン)
日大:タタール海峡冬季徒歩横断(ロシア)
横市:台湾では現地の大学探検部と、アフガニスタンではマヒ族と交流。モンゴルでは未踏峰登頂など。

▼その他

各大学が抱える、部員不足、活動資金、事故対策等について話し合った。事故については、探検部は過去に起きた事故を隠しがちな為、今後はお互い共有することで、より安全な活動に努めるという結論に至った。

一旦22:00頃に解散し、その後は残りたい人だけで話し合いが続いた。

深夜3時ごろまで、一部の探検部員数名が探検論を肴にして、画面越しに酒を交わしたとかないとか。

▼所感

この交流会では、沢登りやケイビング、未踏峰登頂、民族調査、川下りなど、大学や個人が得意としている、また行いたいと思っている活動・探検が多岐に渡っていることが、今回の交流会で確認できた。またこの交流会をきっかけに、今までやってこなかった、やりたくてもできなかった活動を志すと同時に、一緒に活動してくれる仲間を見つける良い機会になった。

文責:吉田 勇也(駒澤大学探検部)

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