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足りないことに目を向け続けると苦しさが続く


楽天株式会社にいた頃は


以前にも増して、自分とお客さんを幸せにできるという自信を持てています。決して奢って言ってるんではないんです、ただ考え方を変えただけで良い結果が出るようになったんです。

 むかし、すごくたくさん「ダサいよ!」「足りねえよ!」「走れよ!」って言われました。 見下されたり、昇格・昇級できなかったり、フラれたり、認めてもらえなかったりしたとき、いつも「もっと努力しなきゃ」と思っていました。 この「不幸」が起こるのは、きっと私に「足りないこと」があるからだ、と。 その時の「ツライ気持ち」や「イヤな気持ち」が強ければ強いほど、 それを思い出さなくていいように、土日に仕事、夜間も勉強!当時の楽天株式会社で営業の仕事をしながら、ビジネススクール2校同時に通っていることがありました。 頭から意識を振り払うかのようにがむしゃらに走っていたのです。 


まあ、心理学的には「昇華」というので、いいことではあるそうです。(※昇華とは  社会的に実現不可能な目標・葛藤や満たす事が出来ない欲求から、別のより高度で社会に認められる目標に目を向け、その実現によって自己実現を図ろうとすること。)

足りないことに目を向けるとずっと苦しい

でも、 その時の私は自分の足りないこと、「ないこと」にフォーカスしていた。 売上が足りない、人脈が足りない、能力が足りない、お金が足りない。 「ないこと」を持っている人を妬ましく思いました(羨望、からの、嫉妬ってやつですね)。

何かを「持っている人」から「君、イケてるね!」って言われても「ほんまに思ってんのかい。」って、心の中で思いました(疑い、からの、怒りに変わってましたね)。

 100あるうちの20の「ないこと」に意識を向けて、 100あるうちの80の「あること」には見向きもしてませんでした。 

何回も「死んだろうかな」「その方が楽かな」って思った。 絶望したある時、自分に「ないこと」が存在することを認めた。 いや、認めてない、、半ば「あきらめた」(笑)。「あ、俺、ダメだ」って。 そして、自分の「あること」にフォーカスをして、昔を思い出しました。 


既にあることに目を向けると世界が変わる

「自分は今までたくさんの感謝を得てきたじゃないか」 「自分は今までたくさんの幸せを作ってきたじゃないか」と。 そこには実はずっと自信があったから。 そしたら、「結果」が出るようになりました。 それまでよりたくさんの「感謝」と「幸せ」が作れるようになった。 

何でかは分からないです。 ただ、 自分の「あること」に目を向けて、全部思い出して、言語化した。 そして、人に話してみた。 そして、自分に「あること」を使って出来ることを全部やってみた。 そしたら、全てが結果に繋がってきたんです。 

まあ、今この瞬間も何かを振り払うかのように仕事をしています。「ないこと」が気になって仕方ないから。私は「ないものねだり」の「戦士体質」。クセは簡単に抜ける訳がない。 でもいまは「あること」にフォーカスして生きています。 


それで、イインダヨ

私と同じように、自分の「ないこと」とともに生活している人、たくさんいると思います。 まだ良く分かんないですけど、きっと 本当に「自分」と「誰か」の幸せを作ってあげたいと、マジで本気で心から思うのであれば、 まず今の自分に「それで、イインダヨ」って本気で声に出して言ってあげる。「今まで出来たことたくさんあるよね」って笑いながら思い出してみる。出来ればちょっと泣いてみる。で、ちゃんと言語化して、それを全部「自分」と「誰か」のために使ってあげる。 そしたら、きっと結果が出ます。良い結果が。 


きっとみんな「あること」のほうをたくさん持っているはずだから。

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