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「しっかりと自分を持つ」漠然とした目標にも81のアイデアが思い浮かぶ【マンダラート】とは?

こんばんは。ガクセイメディアです。

なんかここで言うのも恥ずかしいのですが、私は街中でごみが落ちていたら必ず拾います。

先日、通りを歩いていたら、私の前方でチャリに乗ったお兄さんが何かポイ捨てしました。

「く〇ぉ!!」

おっと危ない。うっかり心の声が出そうになりながら拾いに行くと、某コンビニのお手拭きでした。(要らないなら断れよ~)

ここでポイントなのが、自分の心に大谷翔平を召喚することです。

ゴミを拾うごとに、小谷翔平→中谷翔平(読みは”ちゅうたに”)→大谷翔平にレベルアップしてると考えると、案外ゴミ拾いが楽しんでできます。

私はまだ小谷の段ですが、中谷になれるようこれからも精進します。

さあ、長々と前置きを書きましたが、今日は私の空の上の存在である大谷翔平選手が、高校時代に行っていた「マンダラート」についてご紹介したいと思います。

マンダラート、なんかハリーポッターで出てきそうですね。

これは、アイデアが思い浮かばないときに発想を助けるフォーマットを指します。

皆さんも、アイデアが思い浮かばない、モヤモヤする気持ちを整理したいときに、ぜひ使ってみてください^^



マンダラートとは


マンダラートは、3×3のマスから構成されているフレームワークです。図の中央に、軸となるテーマを書き込み、テーマに関連する必要な要素を残りのマスに書き込みます。

81個の正方形が幾何学的模様に映り、曼荼羅に描かれた仏像の配置にも似ていることから、曼荼羅とアートを組み合わせてマンダラートと名付けられました。

冒頭でお話しした大谷選手ですが、高校時代にこのマンダラートを作成し、「8球団からドラフト1位で指名される」ことを目標として、それを達成するために必要なことを明確にしています。

表:大谷翔平が花巻高校1年時に立てた目標達成表

引用:マンダラートの効果とは?作成方法や具体例をわかりやすく解説


皆さん、驚くべき点は大谷選手がこれを高校1年の時にやっていた、という事実です。

小谷こと私は大学に入ってからマンダラートを知ったので、やはりお師匠大谷選手にはかないません。

マンダラートは、ビジネスにおけるアイデア出しにも活用することができます。

マンダラートには、マス目を無理矢理にでも埋めることで、固定観念を取り払うことができるという効果があります。そのため、新商品の開発など固定観念にとらわれない新しい発想が必要なときに有効な技法です。

マンダラートで得られる効果


マンダラートはシンプルで使いやすいため、短時間で思考を整理した上で目標や課題を見える化できます。ここでは、マンダラートで得られる効果を具体的に確認してみましょう。

1.目標が達成しやすくなる

マンダラートでは中心のマス目に達成したい目標を書き込んだ上で、全体のつながりを確認しながら目標を達成するために必要な課題について細かく分析していきます。

やるべきことが明確だと、モチベーションが向上するとともに、効率よく目標を達成できるでしょう。

2.プロセスを可視化できる

マンダラートでは数多くの課題を書き出していくため、考えるだけでは気づかなかった行動や問題点が明確になり、目標を達成するために必要なプロセスの見える化につなげられます。

解決したい問題が可視化されることで周囲と共有することが可能になります。そのため、他人の目線で現状足りていない部分を客観的に指摘してもらいやすくなるでしょう。

3.思考や情報を整理できる

目標や課題を書き出す作業を通じて思考や情報が整理されていくのも、マンダラートで得られる効果の一つです。マスの数は81個と限られているため、目標によっては課題の取捨選択が発生します。目標への理解が深まると同時に、行動の変革にもつなげられるでしょう。

4.短時間でアイデアを引き出せる

マンダラートは81個のマス目を強制的に埋めていく思考ツールなので、短時間で多くのアイデアを引き出すには効果的です。多くのアイデアを絞り出す中で、普段思いつかないアイデアにたどり着いたり潜在能力に気づいたりする可能性もあります。

実際に作ってみた

実際にマンダラートを作ってみました。

私は、「しっかりと自分を持つ」ことが実現できたらいいなと思うので、まず真ん中に書きます。

その後、その実現に必要となる要素を8つ書いて、その8つから派生させる形で具体的な行動を書きました。


表が汚いのはお許しを


やってみて実感しましたが、81マスを埋めるのは結構大変です。

それにより、同じ内容を書いてしまうことがありましたが、あくまでアイデアを数多く出すことが目的なので大丈夫です。

全ての工程を終えるのには、40分ほどかかりました。

しかし、やるのとやらないのとでは大きな違い。
アイデアを出すことで、今まで気がつかなかった自分の気持ちに触れることができます。


まとめ


今回は、「マンダラート」についてご紹介しました。

マンダラートは一度で多くのアイデアが見つかります。

皆さんも、「アイデアが思い浮かばないな」「考えをまとめたいな」というときにぜひ活用してみてください!



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