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汝、星のごとく

最近体調というかメンタル面でも平常時に戻ってきているのを感じてかなり嬉しいです。食生活を見直した甲斐がありました。

今日はお休みなのでスタバに来てティーラテを飲んでいます。一番好き~~~。そして毎回思うけど新作に手を出す胃の余裕がない。特にチョコレート系は毎回スルーしている気がします、おいしそうだけどねっ。


20歳にして新しいお友達が・・!

最近いろいろあって香港人のお友達が出来てゲームをやったり通話したりしています。日本に住んで1年経ってるみたいで日本語上手だけどちょっとカタコトでカワイイ。本当に偏見になるんですけど、やってるゲーム的にもあんまり治安が良いとはいえないので気が強い人かな~と思ってました。でもすごい謙虚で勉強熱心で優しいので一気に仲良くなれてうれしいね~

昨日はなんかMBTI診断を教えてあげたらわからない言葉がたくさんあったらしく、一緒に解読しました。彼は起業家(ESTP)でした。


それでこれを機に香港についても色々聞いたりしました。
アジア系の経済論を二年の後期に丁度取っていたせいか香港ってビジネスのイメージが強くあって、文化的なことは知らないことばかりだったので興味深かったです。

まず言語!香港は広東語っていうものらしくて、中国語の方言みたいなイメージ(なのかな?)っぽいです。私は中国語を大学一年生の頃に履修していたので発音記号があればおおよそ広東語も読めるんですけど、ほんとうにかなり読み方違います。あと広東語は簡体字じゃないらしいですね。そのお友達にちょっと喋ってみたけど、「それは中国語だね~」って何回も言われました。なんか全然恥ずかしがって正しい発音教えてくれないから一生私は上達しない。

そんな感じで中国語も大体はわかるらしく、その子は日本語・広東語・中国語・英語が日常会話レベルで使えます。「すごいねえ~」って言うと「まだまだデキナイ・・・頑張るよ・・・」ってずっと謙虚。

なけなしで私は顔文字を教えてあげたら次の日には送られてきて強かった、無力でごめん。日本語で言うとカタカナにすごい苦労していて、漢字の方が理解が早いの私たちからすると不思議な感覚しませんか

あとは人柄とか町並みとかも聞いてみました。
やっぱりビジネスも多く展開されているし、他の国と地続きで繋がっているのでいろんな国の人が居るっぽいですね。この子みたいに逆に国内から海外に行く若い人もおおいよ~って言っていました。

香港はディズニーあるよね!って言ったら年パス持ってたらしくびっくりしました。日本のは行ったことがないらしいのでいつか行ってみて欲しいな。

こんな感じで最近は色々お話しできてハッピーです。初めて知ることばかりなのできっとまた話題に出すと思いますゆえお付き合いください。


(ちょうど「洗濯日和」を教えてました。かわいい)


汝、星のごとく 著:凪良ゆう

読んだのはちょっと前だけど、読書記録としてここにも残そうかな~って感じで。

あらすじとしては、島で育った男女二人が成長していきながら進路に悩んだり恋愛したりして人生を進めるのをそれぞれの視点から交互に辿っていく感じです。ざっくり過ぎてすみません。

すごい売れていますよね。最近スピンオフもでた関係で前作のこっちをとりあえず私も借りてみました。花束みたいな恋をした、とかもそうなんですけど恋愛や仕事を性別や環境が違う人間二人の視点で追っていくお話は大衆の共感を得やすい感じがあります。

若さや勢いに任せて無我夢中な10代、まっすぐな純粋さはなくなって色々こなれはじめる20代、昔に少し焦がれて自分の変化を感じる30代、みたいな人生の移ろいを書くのがとても自然だったと思います。

あとは二人の親との関係性も大きなテーマの一つだったと思います。前に読んだ本もそんな感じだったので、みんな悩むような箇所なんでしょうか。だとしたら私も例に漏れずなのでぐうの音も出ませんね。

俺は早く自由になりたい。身軽になりたい。けれどその願いは「親の死」に直結している。いつか必ず訪れる母親の死の際、俺は悔やむだろう。そしてその後悔はまた別の荷物となって、ふたたび俺にのしかかるだろう。

汝、星のごとく 第二章 P177より

こんなに重く考えているわけではないですけど、親との境界線や関わり方が自分の後悔に直結しそうだと感じるのはすごく身に覚えがあります。親は我が子のことを自分の一部みたいに思っているのに対して、こっちはそう思えないからこそ手探りで相手の理想の関係性の構築に努めないといけない感じ・・。正直恋愛や仕事よりもこの辺の内容が刺さって苦しかった~^^

主人公の男女それぞれ考え方や生き方がありましたが、私は女の子の方に共感する部分が多かったと思います。これってどうなんでしょう、同性なのが関係あるのか単純に性格なのか・・。他の人の感想も聞いてみたいです。

こういう話の場合、なんだろう、、全部が全部じゃないけど男の子サイドは夢を追うフェーズが大胆に描かれているのに対して比較的保守的な女の子・・みたいな構成が多い気がします。おもしろい。

あと、作中の北原先生という登場人物にこの作者の言いたいことや考え方が詰まっていそうだなと思いました。柔軟な物腰だけど芯がしっかりあるのが素敵です。スピンオフは先生のお話もある(はず)っぽいので、読みたいリストに入れておくことにします。


風景描写が綺麗な反面、心的描写は奥深くのドロドロしたところまで表現されていたので読みやすくもあり苦しくもあって面白かったです。最近で一番印象的!って訳ではないけど、読んで良かったと思います。機会があればぜひ。


今日はこの辺で。

明日はバイトのあと同級生と飲み会なので今日はまったり過ごそうと思います。今日何曜日だ・・木曜か・・?

・・・お休みなさい



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