見出し画像

夜更かしして読んだ本

昨日は友達と通話したり本読んだりしたら寝たのが三時になってしまい、今朝の起床は十時半です。夜更かしって次の日の予定が狂うのであんまり好きじゃないな・・と毎回反省する。まあたまにはということで。

今日はバイトもないのでゆっくりします。そう、先日買った白いチューリップ、日に日にピンクになっていて驚きました。色の変化があるのカワイイ。

今日は本の感想が多めです、夜更かしの賜物ということで。


あられもない祈り 著:島本理生

これは大学の図書館に置いていなく、家の近くのところで見付けたので借りてきました。島本さんの全ての著作物を見るのが目標です。

なんだか最近の読書モチベがすさまじくて(当社比)、二日に1冊ペースで読んでいます。あと2冊借りているのでまた近日感想が入る記事が続くと思います、良ければおすすめ本教えてください。

では感想へ。
何度も記事でお名前を出させていただいている方なんですけど、やっぱり表現が綺麗でスラスラ読める雰囲気があります。今回は季節感の表し方が印象深く、梅雨だったら紫陽花、夏には浴衣や花火、、何気なく季語が多く含まれている印象を受けました。

話としては今回は恋愛色が強く、全員のメンタルは限りなくずっとマイナス方向に向いている感じがあったので、あんまり好みではありませんでした。不安定な状態が続くので読んでいて気持ちの良いものではなかったけど、文章化したくないような気持ちの変化までリアルに書かれていました。他の人の感想も拝見しましたが、他の本よりも理解のされなさや共感性の薄さがあった気がするので、「恋愛話」っていうのがそもそも第三者から見ると総括してこんなもんなのかなとか思いました。

ゆめみるハワイ 著:吉本ばなな

これは「まぼろしハワイ」という小説の方の取材の際にちょっとずつ書かれたエッセイで、一時間もしないくらいで読めた気がします。150ページいかないくらいかな?

こういう小説以外の本は結構選ぶのにこだわりがあって、思想やメッセージ性が強いもの、「教え」を主張しているのはそーこまで読まないようにしています。いわゆる自己啓発系寄りというのでしょうか、ある程度の感想が最初から読み手に強制されている感じがしてしまいます。そういう本が決して何一つとして悪いわけではなく、私自身のひねくれの方が原因なことは自負しているので、ほっといてください。

結果的に選びがちなのはこういう旅の備忘録的なものに落ち着きます。個人的に旅行が好きなのもあるし、多分同じ場所に行ったとしても抱く感想や得るものは十人十色なんだと思うと他の人の経験に興味が湧いてしまって止まりません。

余談ですがnoteを始めてから(特に海外の)旅行記を見るのがめちゃ好きです。みんなパワフルで最高。

吉本さんの本は最近あまり読んでいなかったけど、彩りのある語彙で展開される柔らかい表現と「この人からは世界がこんなに素敵な感じに見えているんだ」っていうちょっとした感動が得られるのがいつまでも好きです。

ハワイに恋した小説家とうたい文句が書かれているけど、この人に限らずそんなに大きく心に残る旅行をした経験があるのって嫉妬してしまいます。なので私はこれからも旅行を続けなければいけない・・・・。

この本は少し欲しくなったので手元に置こうと思います。

こんなに光と花にあふれた美しい道を、恋をしている気持ちで海へ向かって下っていくなんて、そんなことを経験したら私だったらもう一歩も歩けなくなっちゃうかも。

ゆめみるハワイ





この記事が参加している募集

#読書感想文

189,460件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?