『平成くん、さようなら』。平成最後の年末に古市憲寿が語る。
社会学者・古市憲寿が紡ぐ初小説。
舞台は、今、平成という時代が終わろうとしている
2018年ー2019年の日本。
その日本では安楽死が合法化されていた。
『平成くん、さようなら』(文藝春秋)
時代の終わりと共に、どうして平成くんは死にたいと思ったのか?
恋人の愛ちゃんはどうする?そして、平成くんが出した答えは―。
“生と死は曖昧な部分がある”
“平成はアーカイブとテクノロジーの時代”
“結構ポップに元号を変えてもいいんじゃない?”
あなたにとっての平成という時代はいつ終わる?
それとも終わらない?
この日本の本当の姿が見えてくる、かもしれない・・・
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古市憲寿
1985年東京都生まれ。社会学者。若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社) などで注目される。「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」委員、内閣府「クールジャパン推進会議」メンバーなどを務める。日本学術振興会「育志賞」受賞。他の著書に『だから日本はズレている』(新潮新書)、『保育園義務教育化』(小学館) などがある。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。最新刊は文藝春秋『平成くん、さようなら』。
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