「手に職持つ」なら「営業」が正解だと思った
若い子に
仕事につくならどんな内容がいい?
って聞くと、
・何かを作り出す仕事
・体を動かす仕事
・接客、営業など人とコミュニケーションをとる仕事
・事務職
の4つに分類されるんじゃないかと思います。
この中で、「事務職」というのが今後最も減っていく職業と言われています。
産業革命直後、機械の発達でブルーカラーの人たちの職が急激になくなったのと同様、コンピュータ技術の発達で、ホワイトカラーの人たちの職が急激になくなっているのです。
ホワイトカラーの中でも、創造性が発揮されない仕事、いわゆる事務職系の仕事がどんどん淘汰されてくる。
そんな中、自分は何がしたいか。
私は大学4回生の時の就職活動の時点で迷わず「営業」を選びました。
”お客様と接する仕事”
です。
今思えば、この選択は今の生活にとても役立っています。
お客様にわかりやすく自分の商品・サービスを伝える。
価値を認めてもらう。
この経験を20代の8年間させてもらったのです。
じゃあ、今は営業をしているかというと、そうではありません。正直、今の時代営業はどんどん厳しくなってきています。
その前段階のアプローチとして、知ってもらう必要があります。そのためのツールとして今はライティングやスピーキング、すなわちWebを活用してブログや動画で伝える手法があるわけです。
とはいっても最終的には直接会っての話し合い。そこで営業でたくさんの方々とお話をした経験が活かされてきます。
「何かを作り出す仕事」についたとしても、それをどうやって知ってもらうのか。気に入ってもらうのかを考えられる人ほどその発想が「手に職」になります。
それって営業経験のある人ならば、普通にやっていることです。
事業承継の話に持っていきます。
我々の親世代はどのような業種でも比較的営業力がなくてもモノが売れた時代です。
広告を出せば売れた。
大手の下請けになるかもしれませんが、とりあえずたくさんの仕事は紹介された。
今はそんな時代ではないので、自分でお客様を探してこないといけません。これが個人事業主にはとても難しいことなんですよね。
なので息子、娘が帰ってきて営業力があれば、親としてはとても助かります。
親の仕事は○○を売っている。
今までとは異なる売り方ができないか。
そんな考え方ができること。
もちろん、前例のないやり方に親の反発はあります。
それも覚悟の上で新しいことができるか。
事業承継のポイントです。
外での経験の後継ぐのであれば。
「営業」お勧めですよ。
何を売るのでもOKです。
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