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ワールドカップの熱狂 ~「雰囲気バックパス」の恐怖~

4年に1度のワールドカップ、眠れない数週間。
日本は初戦、格上・ドイツに逆転勝利し、まさに大熱狂。
しかし、第2戦、コスタリカに0-1で敗れました。

ドイツ戦、日本は後半からまさかのフォーメーション変更、選手5人交代。それも守備に回りがちな前半をふまえてか、圧倒的「攻め」重視のフォーメーション。
あまり見ない戦略の大転換を図り、それがうまくハマって逆転。
交代した選手が中心となって得点に絡む、まさに「戦略」の勝利でした。
「攻め」に回っている日本を見ていて、いつもにない?特徴があった気がします。
ゴールキーパーへのバックパスが少ないのです。
もちろん、攻めているから、というのはあるのですが、いつもなら後ろまでボールを戻すところが、なんとか前に繋がる。前に、前にの結果、全体がズイッと押し込んでいく印象がありました。

僕も学生時代、サッカーをしていました。ポジションはゴールキーパー。
後ろから全体を見ることが多かったのですが、全体が前に押し上がると、試合の流れだけでなく雰囲気も良くなった経験があります。
逆に、全体が後ろにダラダラと下がってくると、当然押し込まれる。チームの雰囲気にも、常に「焦り」がつきまとっていました。

コスタリカ戦の日本は、「ダラダラと下がっていく」感じでした。
楽観も悲観も禁物ですが、ぜひ、次のスペイン戦ではまた、アグレッシブなプレイ、雰囲気を味わいたいな、と思っています。

(文責:いつも腹ぺこ S )

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