|008|勝亦優祐/建築家/32歳
オフィスの本棚
自宅の本棚
学生時代は木下庸子さんの研究室活動で東京の狭小住宅の研究をしていました。テーマ本がアトリエ・ワンの『Bow-Wow from POST BUBBLE CITY』でした。その本は12の章からなり、それぞれにはキーワードがあります。それらを深読みし、まとめ、空間モデルをスケッチや模型にし、ディスカッションする、という工程を同期と共に数ヶ月取り組みました。都市というぼんやりした巨大なスケールを、人や空間という小さいスケールから具体的かつダイナミッ