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「努力」が存在しない息子の習い事

がくさんです◎

地方公務員6年・国家公務員2年(出向)・民間企業(IT企業)2年を経て、個人事業主として独立。現在は、ベンチャー企業(クラウドファンディング企業)の社員&プロコーチとして活動している34歳一児のパパです。

2023年5月から現役公務員限定のライフキャリアコーチングサービスを運営しています。

今回は家族、息子のことについて。

息子は今保育園の年長さんです。
来年の4月には小学校に上がります。

4歳くらいの頃から自己主張もはっきりするようになり、彼がやりたいと思ったことや体験は積極的に経験してもらうようにしています。

1回ぽっきりで終わったものもいくつありますが、その中で「体操」と「ダンス」が習い事として続いています。

昨日はダンスの日。私がダンス教室に連れそう日だったので息子と2人で行ってきました。同じ年齢で通っている子と含めて合計3人。

年長3人が踊るには十分すぎるというか広すぎる教室で年齢40代超えとは思えないほど若々しく笑顔が爽やかな男の先生に教わっています。

ちなみにその先生、本格的にダンスを初めたのは20歳からで、そこからお仕事として活動を初めたとのこと。

やりたいと思ったその時その瞬間が最も若い。

レッスン時間は準備運動含めて45分ほど、
子供の集中力を考えると限界値ですね。

早速レッスンが始まりその様子を後ろから眺めていたのですが、まあ表情豊かに楽しそうに身体を動かして踊っているんですね。

ハロウィンの時期に流れてきそうな軽快な曲で、表情まで作りながら教えてもらった振り付けを練習しています。

誰かに言われたからやっているわけではなくて、自分がやりたいからやっている彼の表情は意識的にではなく、無意識で心から楽しくてやっているということが伝わってきます。

そこに努力という概念は存在しません。その感覚をこの先も大事にしてほしいなと思いました。

ダンスに限らずですが、息子は表現活動が好きです。歌も好きだし、カメラを向ければこちらが頼まれなくてもポージングを決めてノリノリで写ります。

以前、小田原に家族で旅行に行ったことがありました。小田原城内で当時の衣装の着付け体験ができる施設が。

「着てみたい!」との息子の一言によって、忍者の着付け体験をしました。着付けが終わった後、園内を自由に散策するのですが、その時の息子は本物の忍者であるかのような立ち振る舞いでした。

絶賛観光シーズンだったので、国内外の観光客が彼が自由闊達に動き回る様子を見ながら「かっこいー!」「かわいー!」ということがあちらこちらから聞こえてきました。

その反応を受けた当の息子は嬉しそうな表情を浮かべ、更に躍動感ある動きをし始めました。

ちなみにその後忍者だけではなく、戦国武将の衣装を身に纏い、戦国合戦を令和の今に再現していました。

「表現をする(舞台に立つ)」私にも奥さんにも似ていない、彼らしい個性だなと思っています。

大学時代と社会時の初期の頃にアカペラサークルに所属しており、人前で歌うといったことがありましたが、場数を踏むことで慣れたという感覚のほうが近く、元々は引っ込み思案であまり人前に出たいと思ったこともありません。

その一方で、幼少期からその活動(表現活動)自体に面白みを感じている彼はおそらくこの周辺領域に彼らしさが眠っている可能性が高いんだろうなと思いながら彼を見ています。

もちろん表現活動といっても色々な文脈が含まれるので、ここから成長していくにつれてより解像度があがるものと思いますが、彼らしさが生きる領域を見極めながら、誘導はすることなく、息子の本音を大事にしてあげたいと思います。

始まりはいつだって、
いつからだって好奇心からでいい。

その直感は、
きみの無意識(本音)が叫んでいるものだ

引き続き「らしさ」開放で人生を歩んでもらえたら。


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