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ひとりぼっちなのかを見極める

学級づくりにつながるこの事例。

このツイートを要約すると、
「一人で読書に夢中になっているが、一人ぼっちはかわいそうだからお友達と仲良くさせます」
という教師の指導に対しての批判。

これは私も反対します。読書をしたがっているのに、
無理やり「休み時間は友達と仲良く過ごしなさい」
と教師が指導していると言えるでしょう。

「一人で読書」は心配いらないのか?

このツイートでは、
「娘は読書が好き」
「友達関係は本人は困っていない」
と言っています。
しかし、これだけではよくわからない、と私は考えます。自分が困っているか困っていないかうまく話せない児童も多いと思います。

以下の方法を教師がしてみるとどうでしょう。

・本人に不安や悩みがないかまず聞く。
・保護者から本人の気持ちを聞いてもらう。
・授業中のグループ学習などの様子を見て、うまくコミュニケーションをとれているかを見る。
・その子がグループづくりで困っていないか確認。
・「その本どんなおはなし?」と聞いてそもそも本を読んでいるか確認。
など・・・

毎日の行動、表情とかいろいろよーく見てみる。児童だけじゃなく保護者から様子を聞いてもらうとかもお願いする。
このような調査や評価?を踏まえて、

結局、
ニコニコ会話ができるおともだちがいて、本が読みたくて読んでいるのか、
だれとも仲良くできず、休み時間本を読むしかないと思って、仕方なく読んでいるのか。

と判断する、どうでしょう。

自然に、ニコニコ、誰かと会話ができていれば十分。



たまたま出会ったクラスの人たち。

学級経営で、よく「とっても仲の良いクラスができた!」「みんな仲良しで遊んでいるね!」「団結して学習発表会大成功!」とか言いますが。

別に会話できていればいいんじゃない?と考えます。
無理やり一緒にさせられたメンバーですから・・・

ただ、「そこそこ」の会話って必要なのでは、と思います。学習するときにみんなで話し合って…協力して…というのは大人になっても必要と考えます。

大人だったら、何か課題を解決するときに、だいたい「話し合い」しますよね。一人で生きていくことも可能かもしれませんが。


学級づくりの目標って・・・?

・休み時間一人で読書OK。みんな仲良くドッヂボールOK。それぞれやりたいことやってください。ベクトルは一人ひとり違ってていいと思う。

授業中のグループ活動とか、給食の時は、みんなで楽しく会話しててほしいな。偶然会った人たちだけど、1年間一緒に過ごすので。


大人で言う「同僚」みたいなもんかな?という私の意識。

ペーペー若手教師なので許してください(笑)。

今思っているのはこの程度。いじめとかトラブルなきゃいいじゃん。そのために規律があるだけで。

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