先生を教える先生

こんな僕も今までに2度、実習生指導を担当したことがある。

経験5年目に5年生を担任した時と、8年目に6年生を担任した時である。

担当学年はもちろんちがうし、実習生の年齢や性別もちがったけど、僕が指導教諭だった時に伝えたかったことはこの2つ。

〇学校の先生の仕事は楽しそう
〇自分らしく働く

一つ目
〇学校の先生の仕事は楽しそう

将来、教員として働きたいと考えて実習に参加することが前提ではあるが、一番伝えたいこと。

実習生として学級に入っていると、子どもとの関わりのこと。授業のこといろいろな不安がある。
子どものケンカをおさめられない。子どもの前で自信をもって話せない。どうやって授業したらいいかわからない。
こんな不安ばかり。

僕は初めて授業をするとき、自分が話すこと、予想できる子どもの反応を全て文字に起こして、授業の寸前までずっとぶつぶつ言いながら過ごした。
そして、自分が言うはずだったセリフを忘れてしまったり、子どもの反応が予想と違ったりしてあたふたしてチャイムがなった。

「そんなー時代もあーたねとー」

みんながみんなそういうわけではないが、そんな不安に押しつぶされそうな実習期間に気持ちを少しでも軽くしてあげたいと思っていた。

僕自身が楽しそうに働いていることはもちろん見てほしいし、「こんなことをしてみたい」が実現できるように精一杯のバックアップを心がけていた。

二つ目は次回!


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