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コロナ騒動の終わりに

私にとって今回のコロナ騒動とは、自分がこれまで感じてきた日本社会や日本人への違和感が、正しかったのかを確かめるための答え合わせの時間であった。
「違和感を感じるのが、人間として正常である」が解答だった。
正解だ。
といっても、私は勝ったと誇らしく思う気持ちや、他人に優越感を感じることはない。
日本社会や日本人がずっと前からまともでないことなど、ちょっと調べて、考える習慣があれば、誰でもわかる。
「やっぱりそうだったのか」と淡々と受け止めている。

さて、5月8日を境にして、コロナ騒動を振り返り、たくさんの人が今回の騒動をSNSで総括していた。yoshiumeという方のツイッター投稿が、私の考えに一番近かった。
引用する。

もう日本がまともな国だと思わない方が、色々と辻褄が合う気がする。
少なくとも、法治国家でもなければ民主主義国家でもなく、自由主義国家でもないのだろう。
ましてや科学立国では断じて無い。
ずっと前からそうだったのかもしれない。
ただそれが白日の下に晒されただけ。
この3年間で。

公金詐欺を個人がやると即逮捕なのに、公人や大組織がやっても何のお咎めもなし。
あるいは、ごめんなさいテヘペロで許されてしまう。
これも、日本が腐敗し切った国だと考えれば、何ら驚くことではない。
捕まるかどうかは罪を犯したかどうかではなく、当局の胸先三寸で決まるのだろう。

所謂専門家も酷いものだった。
息を吐くように嘘を垂れ流し、恣意的な予測や分析で煽りに煽り尽くした。
コロナ以前とは言説を一変させ、感染対策は正しいのだ、何よりも優先すべきと発信し続けた者もいた。
その結果大儲けした人たちと、不要不急と切り捨てられた人たち。

また、小学校から大学に至るまで、教育機関では子供たちの自由や学ぶ権利を守るどころか、真逆のことをやり続けた。
多くの学校では、監獄の方がまだまし、と思わせるような酷い行動規制をかけ、非科学的な対策を押し付け続けた。

日本は既に教育後進国と言われることも多くなったが、その称号に相応しい体たらくぶりと言えるだろう。
教育者に限らず、本来人々の私権制限に対して真っ先に異をとなえなければならないリベラルたちは、むしろ積極的に行動制限を後押ししていた。

これも当初は理解に苦しんだが、民主主義も自由主義もとっくに死んでしまっていた、あるいはただの幻想だったのだと考えれば納得がいく。
ネットの世界ですら検閲が当たり前になってしまったのだから、言論の自由ももう保証されたものではない。
もうこの世界が治癒に向かうことはないだろう。

ではこの世界が今後、誰のための世界となっていくのか?
この3年間で笑った人たちがどんな人だったか、を考えれば答えは自明だろう。

yoshiume氏のツイッター投稿

特に私からコメントを付け加える必要はない。
言い尽くされている。

そして、内科医の端くれ氏の投稿が伝える医療現場の今を見ると、南雲氏が言う「馬鹿には何を伝えても無駄だということを知らなかった私が、最も馬鹿だったということを思い知らされただけでした」という感慨を私も抱く。
南雲氏のような書き方は、上から目線すぎると感情的になる人もいるだろう。
だが、ワクチン未接種者をゴキブリ呼ばわりして、マスクをしない人を公衆衛生の敵だと罵った日本人がいたではないか。
私も善意でワクチン接種のリスクを話しただけでいろいろ言われた。
日本人の救いようのない醜さや浅ましさに、私は怒りの感情はもはやない。
絶望することにも飽きてしまった。
ところで、私の家の近所では、マスクをつけ、足をひきずりながら苦しそうに歩いている老人が最近非常に増えている。
コロナが始まる前、彼らの多くは元気そうに散歩をしたり、自分の家の庭でミニトマトを作っていた。
ワクチン接種の結果で歩行障害になっているのでは、とお年寄りたちは夢にも思わないだろう。

今日も結構驚いたので書きます。
クリニックでもさすがにワクチンをあまり推さなくなってきているのではと思い、6回目について他の医師と話しました。

「6回目ってそもそも臨床試験してませんよね?」
「こんなに打ってるのはもう日本だけですよね?」
「感染?発症?重症化予防?今のコロナに対して何のために接種するんでしょうか?」
「副反応は従来のワクチンと比べてかなり多いですよね?」
「超過死亡も増えてますよね?」
他の医師
「少しでも重症化予防になりうるなら接種します。先生のお考えもあると思いますが、当院では推奨してます」

もともとワクチン信仰がある。
ワクチンを疑ってはいけない。
コロナワクチンも政府は打てと言う。
CDCもNEJMも打てと言う(6回目は言ってないが…)。
現場レベルではワクチンの害を実感できない。
直後にバタバタ倒れるわけではない。
そうなると自ずと「打つべき」となる。
それ以上でもそれ以下でもない。
私たちが気にして追いかけている情報を何一つ知らない。
そしておそらく知っても覆らない。
医学界での風潮や権威の意向が変わらない限り。
そういうことを改めて痛感しました。
そして患者さん。
娘さん「母に6回目お願いします。高齢ですし、5回目まで何ともありませんでしたし。私自身は5回目までかなり副反応が辛かったですが、寝てれば良くなるし、母にうつしたくないので私も6回目を希望します」
私「感染予防効果は期待できないですし、副反応が辛かったのならやめるべきでは?高齢者以外にもこんなに打ってるのは日本だけです」
娘さん「そうなんですか。知りませんでした」
そんなに6回目に躍起にならなくてもいいですよ、
もう少し考えてみてはと、誰か教えてあげて下さい。
テレビと新聞だけだと、世界の状況も知らずに6回目に突き進んでしまうのでしょうか。
3年経てばさすがにみんな飽きてくるし変わってきたかなと思ってましたが、結局コロナもマスクもワクチンも、一度こういう認識になったらなかなか変わらない。
今日はまたそれを痛感してしまいました。
日本のタイトな文化がそうさせるのか。
そうであれば今後変わるにしても本当にゆっくりゆっくり行くしかないのか。。

内科医の端くれ氏のツイッター投稿

最後になるが、これからの残り少ない人生、日本人と極力関わらないでどうやって生きていくかが、私にとって重要な課題となった。
しかし、田舎の限界集落に移住して、恨みつらみのネガティブ感情にまみれた孤独な世捨て人に、私はならない。
それでは、あまりに自分がみじめだ。
大隠は朝市に隠るという言葉のごとく、大都会の雑踏に隠れ、マスクをつけた物言わぬ羊たちのこれからの毎日を、この目でしかと焼きつけることにしたい。
しなやかに、したたかに、しぶとく生き抜いて、日本社会と日本人の悲劇的な結末を共に生きることが、私の最後の使命かもしれない。

2023/5/16 追記
NHKがワクチン接種で亡くなった方の遺族を取材したばずなのに、夜のニュース番組ではコロナで亡くなった人の家族であるかのように捏造・歪曲して放送した。

私は日本メディアの極悪さは、北朝鮮よりはるかに上だと何度も書いた。
またよい実例が出てきたので、元総務大臣原口一博氏と漫画家倉田真由美氏のツイートを引用しておこう。
もっともこの程度の悪行など日本メディアがいつもやっていることだ。
今更驚く必要は全くない。
まともな国なら、ワクチンという名の核酸医薬品接種を日本人に誘導した政治家や厚生労働省の官僚、製薬メーカー、御用医師、新聞社や出版社の経営者・記者・編集者、テレビ局の経営者・ディレクター・プロデューサー・記者・アナウンサー、コメンテーター、自称ジャーナリスト・評論家・学者、芸能人、インターネットインフルエンサーたちは、逮捕され重罰を科される、もしくは社会的糾弾と制裁を受けるのが当然だ。
日本ではその当たり前がなく、巨悪がやりたい放題やり尽くしてきた。
そして、国民も自分さえよければ社会的な悪は関係なく、他者の苦しみに目を背け、自己責任の名で切り捨て続けてきた長い長い歴史がある。
ここまで腐りきった国家や国民がこれから存続する必要はない。


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