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英語できないけど、海外暮らしできる?

クズザンポーラ!
2023年8月からブータンで暮らしているがぶです。(現在海外生活6ヶ月)
※ブータンの母国語はゾンカ語等ですが、みんな英語が喋れます

本記事では、英語ができないけど海外暮らしができるのか!ということについて書きます。


私の英語レベル

というのも私自身ずっと英語の成績が悪く、海外に行くのに英語力が一番心配でした。まず私の英語レベルを赤裸々に公開します。ネットで無料で受けれるケンブリッジのテスト結果です。今日受けました。(ですので出国時点の英語レベルはもっと低いです。)

英検準2級、高校の途中レベルとのこと。

海外暮らし6ヶ月の今、私が感じている事は、"生活はできるが、充実できない"です。

"生活はできる" とは

毎日必要なものを買って自炊したり外食したりができれば生きていけます。ではその買い物にどの程度会話や言葉が必要でしょうか?あなたが今日一日言葉が喋れないとして日本で生活することができますか?多分できます。つまり、言葉が喋れなくても暮らしていけるのです。

”充実できない" とは

こっちは常々感じながら生きることになります。エピソードはいくらでもありますが、代表して2例書きます。

買い物

日本のお店では、全ての商品に値札があり、日本語の説明とともに、賞味期限の切れていない製品が陳列されています。でもそれは日本の常識。
ブータンでは、値札がない、値札と本当の値段が違う、タイからの輸入品はタイ語のみ、賞味期限がとっくに切れている、そういうことが往々にしてあります。
値段はお札を見せれば確認できますし、タイ語の商品はGoogleLens等のアプリで翻訳すれば読めます。賞味期限は毎回確認、書いてないものは買わない等の対応ができます。が、店員に話が聞ければどれもスムーズに解決できるはずなのです。

友達や同僚との会話

サムネ画がぴったりなのですが、まず職場も友達も何言ってるのかほとんどわかりません。私から会話を始めるためにGoogle翻訳して質問をしても回答がわかりません。私の返事は「Maybe yes.」です。

←現地人  私→

実際のところ、ある程度の会話ができるようになるのに3ヶ月かかりました。おそらく変化したのは「私の耳の慣れ」「頻出する単語の習得」「会話相手の私への配慮」です。
現在半年時点で、簡単な会話なら理解できます。「今日はいとこに会うんだ~」とか「提出した書類無くされた~」とか。が、少し複雑になるとやはりわかりません。圧倒的単語力不足です。

仕事においては、より専門的な内容やより細かい内容を伝える必要があるので、簡単な英単語だけでは伝えることが困難になってきます。また、複数人の会議等になると"私へ配慮した優しい英語"でなくなり、何言っているのかわかりません。そして会議中に「コメントは?」と言われ「あわわわわ・・・ 」となります。(なので、会議後に資料を翻訳ソフトしながら確認してコメントを書類提出しています)

結局、英語ができない人は海外行かないほうがいいの?

その答えはあなたの目的にあると思います。私は海外暮らしの体験や文化を知りたい気持ちが強かったのですが、ブータンの文化を知ることや、拙い会話だけでも発見がいっぱいで日々楽しいです。"英語ができたらもっともっと楽しめた"という気持ちは強くありますが、ブータンに来た事はいい選択だったと感じています。英語力の不安ばかりに囚われないでください。私はあなたの自由な選択を応援します!!

首都ティンプーの街

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