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白い日記帳'24

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2023.12.31-
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2024年3月の記事一覧

2024.3.29

2024.3.29

マフラーがなくてもいいくらい暖かくなってきた。
上司のひとりが退職するので送別会があった。
二次会でカラオケに行くのは乗り気じゃなかったけど、最後だから行くことにした。50代の上司たちが90年前後の歌を合唱したり、40歳前後の先輩がYK2のイケイケな歌を歌っているのを見て嬉しくなった。流行歌を口ずさんでいた青春時代がそれぞれの人間にあるということが、こんなにありありと分かる場がカラオケ以外にあるだ

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2024.3.28

2024.3.28

丸善で勉強のテキストを探したけど、目ぼしいものはなかった。サイゼでラムステーキを食べて、MOVIX京都で『四月になれば彼女は』を観た。もちろん河合優実さん目当て。川村元気原作の映画に出演される時はいつもワンシーンだけの登場なので、歯がゆい。仲野太賀さんは本当に演技がうまいな。最初の登場シーンだけでパーソナリティが分かる。
映像のルックがコマーシャルとかミュージックビデオぽくて、映画らしくないのが気

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2024.3.27

2024.3.27

Spice Curry izonでUAE🇦🇪カレー。ホタテのココナッツカレー(うまい)、マトンハリース、ビーツの豆カレー、バナナチップス、デーツとオリーブとクリームチーズ(めっちゃうまい)、ディルとハーブオイルのライタ、ジュニパーベリーの泡ソース、パクチータブレサラダ。意欲的なカレーで面白かった。月替わりなのでまた行こう。
アップリンク京都でダーレン・アロノフスキー監督『π』を観た。A24のお

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2024.3.26

2024.3.26

微風台南にて、皮蛋豆腐と葱爆猪を食べた。両方美味しかった。
出町座にて『ダム・マネー ウォール街を狙え!』を鑑賞。1年ぶりくらいに貸切王になった。最後に本物の映像が流れるが、再現度の高さに驚く。若者が互いに干渉することなくスマホで連帯していく様子が今っぽい。鑑賞後、元ネタを調べ上げる。キース・ギル、メルビン・キャピタル・マネジメントのゲイブ・プロトキン、ポイント72アセット・マネジメント創業者のス

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2024.3.25

出町座にてケリー・ライカート監督『リバー・オブ・グラス』を観た。面白すぎる。既存のジャンルを解体しつつ、ショットの映画らしさは色濃い。なんというバランス感覚。
破天荒な人生を夢見るアラサー女性に、自分を重ねてしまった。結局は自分自身で思い切った行動を取るしか打開策はないのかもしれない。『エドワード・ヤンの恋愛時代』といい、私が生まれた頃に作られた映画に、アラサーの今出会えることが嬉しい。アラサーの

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2024.3.23

2024.3.23

職場の方に新婚旅行のお土産でいただいたパイナップルケーキを、阿里山金萱冬茶に合わせる。
曇天の中をバスで四条大宮まで行き、小松亭さんのラオス料理のコースをいただいた。
・ビアラオ(ダーク/ゴールド)
ダークのほうが好きかも。
・カオニャオ
手でにぎって食べる。手触りも口当たりも面白い。容器の民芸品が可愛くて、欲しくなった。保温保湿性にも優れているとのこと。ラオスにはもち米文化があり、お米へのこだわ

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2024.3.22

2024.3.22

微風台南にて花枝丸羹。あんかけ系、あんまり好きじゃないわ。
出町座でカウリスマキ監督『カラマリ・ユニオン』を観た。最高。カウリスマキもフィルモグラフィーの初期にはハードボイルドな作品を撮っていたんだな、と観ていたら、レニングラードカウボーイに通ずるような男たちのナンセンスコメディロードムービーだった。モノクロームの画面も、俯瞰で町並みを見下ろすショットが挿入されるのも、かっこよかった。あらすじの意

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2024.3.21

2024.3.21

クルンドゥでスリランカ料理🇱🇰を食べる。数年ぶりに来たけどやっぱりいいな。もっと通おう。今日はチキンコットゥにカトゥレットをトッピング。
出町座で『ストップ・メイキング・センス』を鑑賞。音響がまじでクセツヨ。大音量で臨場感があった。耳がおかしくなりそうな恐怖を久々に感じ、ライブハウスにめっきり行っていないことを思い出した。トーキング・ヘッズがどんなバンドか全く知らない私でも、音楽はさっぱりな私

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2023.3.20

2023.3.20

しれっとモーニング。居合わせた飲食業界の方のお話が、身につまされた。SNSの功罪について考える。最近テイクアウトしかやっていない某おにぎり屋さんは、SNSのバズにより理想の営業形態を潰されてしまったのだと知り、悔しい気持ち。誰にも罪はないから、負の感情をぶつけるあてがない。利益だけを求めるのか、やりたいことをして客に楽しんでもらうことに喜びを感じるのか、いろんな考え方のお店がある。私はやっぱり後者

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2024.3.19

2024.3.19

京都市京セラ美術館の日本庭園に、村上隆の巨大モニュメントが展示されていると聞きつけ、22時まで残業した後に見に行った。誰もいない夜の日本庭園。ダークブルーの空の下で、聳え立つフラワー像。水面に反射するルイヴィトンの巨大トランク。大仏のような神々しさがあった。現代の大仏。人々が救いを求める大衆文化と資本主義。
蛸安のたこ焼きを、歩道の椅子に座って無心で食べる。明日は休みだから、遅い帰宅。

2023.3.18

2023.3.18

長期休業明けの燕燕へ。席配置がマイナーチェンジしただけで、改装やメニュー変更はされていなかった。美しくて食べやすい台湾ピータンをいただき、海老味噌豆腐のオレンジ色に舌鼓を打った。相変わらず、良いお店。鳳凰単叢を飲みながら、ゆっくり読書。
出町座でカウリスマキ監督『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』を観た。ナンセンスコメディ成長ロードムービー。ドリフ版三國志(観たことはない)みたいな感じ

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2024.3.17

2024.3.17

濱口商店で間借り営業されている朝鮮料理のランチをいただく。ワカメスープも蒸しキャベツもナムルも美味しかった。写真映えはしないけど、実直に作られた料理に感動した。店主さんの人柄も朗らかで楽しげだったので、できるだけ毎回通いたい。呑気に言うことではないけど、アイデンティティを一家相伝で大切に受け継がれているのが素敵だなあ。
その足で図書館へ。蓮實重彦『ショットとは何か』読了。論考ではなく、対話形式の内

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2024.3.16

ドトールでモーニングしながら、立命館孔子学院の講座「中華圏映画にみる現代中国」をオンラインで拝聴。
是枝裕和さん、児玉美月さん、坪井里緒さんの鼎談を読んで嬉しくなった。https://www.asahi.com/sp/articles/ASS323PGSS2WULLI00F.html
作品と批評が循環していく萌しがあって、こういう事例がもっともっと増えていけばいいな。映画に限らず、表現者と批評者の

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