チェロのメモ 2022/01/29

今日のハ長調の7ポジ追加バージョンはうまくいった。うまくいったらいったで、慌ただしくポジションチェンジ(7→4→1)があるので、油断はできない。

音階週間(月間?)なので、今日も新しい音階を習って、イ短調だった。短調の音階を弾くのははじめてで、短音階にはあれこれあると聞いた(自然短音階、旋律的短音階、和声的短音階。イ短調は旋律的短音階)。

イ短調を弾くときは、上りと下りで押さえるところが変わるのがポイントになる。上りでは2ポジ拡張型が登場するので親指の位置を気をつける必要があるのだが、下りではそこが1ポジに戻るので、2ポジから手を戻さなければならない。長調なら同じところをただ弾けばよかったが、変わるというだけでだいぶ意識が違ってくる。さらに、ここにボウイングの練習も加わって、それもけっこう難しかった。

曲のサウンド・オブ・ミュージックは譜読みを進める。前回、拡張型が当たり前のように出てくると書いたが、さらにハーフポジションというのも出てきた。たとえば1ポジの2の指(中指)で弾いていたところを、3の指(薬指)で弾くようにする。すると2は1の指(人差し指)のところに置いて1もそのまま……となりそうだが、そうではなく、1ポジの手の形そのままで、1と2の指を気持ち広げてあげた位置を押さえる。かなり微妙な加減なのだがそれで1は♭のところになる。

拡張型は手の位置やかたちはそのままで1の指だけを広げていたが、ハーフポジションは全体的に手を置くところが違っているというのがややこしい。位置が変われば開き具合も変わるからだ。拡張系やらハーフポジションやら、これが中級……とまたしても思ってしまった。頑張ろう。

そういえば先生に、曲自体に慣れてないことを指摘されてしまったので、戒めとしてYouTubeを貼っておくことにする。