チェロのメモ 2022/10/01
先週が休みで、来週も休みというめずらしいパターン。
まずは音階の復習。イ短調。付属のボウイングの練習をしっかりやる。シンコペーションのボウイングと、最初が休符でアップダウンアップの順で弾いていく練習。シンプルなのだが、地味に難しい。後者だと、常にアップダウンアップの順で弾かねばならないところで、ダウンからはじめてしまったりする。左手が難しくない場合は問題ないのだが、拡張型が出てきたりすると、一瞬でこんがらがってしまう。こういうのはひたすらやる、という感じになる。
少し前にやってた指残しの譜面の、ポジションチェンジバージョンも復習した。今日指摘されたのは、ポジションチェンジのときに人差し指(1の指)を鉤っぽくして押さえてしまっていること。これだと残りの指の負担になる(開きづらいというだけでなく、痛めるという意味でも)ので押さえ方を工夫してみる。人差し指を弦に対して並行、つまり縦にするように押えることで、他の指が無理なく押さえられるようになる。
たしかにポジションチェンジに限らず、人差し指の横のほうで押さえてしまう癖があって、あまり良くないなあと思っていたのだが、少し前に乗り出すようにして、人差し指を押さえることで、かなり押さえやすくなる。この際、親指もだいぶ下にしてやることで、さらに負担も減る。地味に苦労していたところだったので、これはいいことを聞いた、という気持ちになった。
曲も少し。「カヴァッレリア・ルスティカーナ」。弾いてみるものの、かなりダメダメで、すみません、練習が全然できてなくて、と謝ってしまう(実際、忙しくてできていなかった)。最初からまた少しずつやる。
これもポジションチェンジの譜面に変えてあるので、ちゃんと狙ったところを押さえられるように、何度も練習する。ポジションチェンジも当たり前になってきたので、それなりには押さえられるのだが、自分の場合は下から上に戻る(4ポジから2ポジ拡張とか)場合に外すことが多い、大体が行き過ぎてしまうのだが、すぐ気づいて直しても、先生には当然バレバレである。繰り返しやるしかない。
曲自体は、まだ全然最初しか弾いていないけれど、ゆったりとしていて、弾いていて心地が良い。