チェロのメモ 2020/09/19

最近は音程が取れてると言われていて調子に乗っていたら、今日はダメだった。先生曰く指先で調整しすぎとのことで、まさにそれに慣れてきたなと思っていたところだった。指先で調整してしまうのは元々肘での調整(指の開きは固定し、肘の動きで移弦する)が苦手だったからなのだが、最近は細かい指の動きが要求されることが増えてきて、指先での微調整が追いつかなくなっていたわけだ。たぶん。さすがの指摘である。
というわけで肘の動きをあらためて確認した。肘(と脇)はラの弦の時は閉じている状態(ラの弦は左手に対して最も手前にある)で、そこから開いていくのだが、実際は開くというより前に出す感じになる。前々から説明は受けて、ここの動きがうまく飲み込めなかったのだが、今日はわりかしすんなりとやることができた。たまに書いているが、時間が経つとこういうことが起こることがある。モノにするにはまだまだだが、「これ」を繰り返しやればいいというのがわかったのは良かった。
ちなみに指の開きのほうも、指同士が独立して動けるようになっていないといけないし、ポジションが変わると開きも変わるので各ポジションに最適な開きを指に叩き込む必要もあるしで、なかなかに大変である。指および腕の力が足りないんじゃないかと思ったこともあるが、きれいな音を出すのに押さえすぎる必要はないと言われているので、まあそういうことなのだろう…。