チェロのメモ 2020/08/01

左手の移弦のポイントは肘を動かすことである(たぶん前も書いた)。指だけでやろうとすると指が開いたり閉じたりして音程を外れやすいので、指はそのままに肘を動かしてやると弦が変わっても音が合う。今日はこれを意識しすぎて、肘を必要以上に動かしてしまい、弦をうまく抑えられなかった。いつもは肘を動かさないのを注意されるので、逆である。これを少なめにしたら、音程が外れなくなった。コツを掴んだ気がする。おかげか別の移弦のエクササイズは妙にうまくいって褒められた。プラスにもマイナスにも振れた結果ちょうどいい塩梅がわかるというのはあるなと思う。肘はいい感じになったが、しかし弱点もあって、小指が移弦のときにちょっと閉じてしまう。それ以外の指はあまり動かないのだが、力の入れにくい指なので意識しないとそうなるのだろう。
前回できなかった曲(エーデルワイス)もやる。なんだかこの曲は力を抜いて弱く弾くというのがやりやすい気がする。なんて思っていると、左手の動きで混乱する。楽譜を読めないので指番号を振っているのだが、細かい移弦とスラーが多いので、気付いたら隣の弦を抑えてしまったりする。ちゃんと抑えたと思ったら、今度はいらないところでスラーをしてしまい、弓の方向が逆になってたりする。まだまだ身体が覚えていないということだ。