チェロのメモ 2021/11/27

前回の教科書のラスボスエクササイズ、自信がなかったので、レッスン前にお手本音源を聴きながら自主練しまくった。シンコペーションのリズムが難関で、リズム……わからん……と唱えながら弾いた。その甲斐あってか、先生の前で弾くときにはその難しいリズムはなんとか弾けて、安心した。

それ以外にもムズリズム、ポジションチェンジ、移弦が組み合わさったところで苦労した。そこは、まずリズムを気にせず四分音符で弾いて音程を合わせ、そのあとに正しいリズムで弾くという、段階的にするいつものやり方で練習した。やはり、自主練だとそういう発想にまで至らずに気合でやってしまうのが良くない。

いろいろ気になるところを潰して、最後に通して弾くときは、自分で自覚できるぐらいには集中できていたようで、おお、弾けたぞ……と安心していたら最後の音を間違えて先生とともにズコーッとなった。画竜点睛を欠く……。最後まで気を抜かずにやりましょうという当たり前のお言葉をいただいてクリアとなった。

曲のメヌエットは、先週クリアとならなかったのでリベンジ。今回はわりと右手の弓の量とかをいい感じに少なくできて、軽やかに弾けていた。テンポが上がると左手がもつれるところがないではないが、これも大丈夫でしょうということでクリア。教科書と曲集の終わりが近いので、スピードを上げてるのかなとも思うが、先生を信じて次に行く。

次の曲は「大きな古時計」。よく知っている曲なので気持ち弾きやすい。さっそく譜読みをしていく。

難しいところがないではないが、わりとシンプルな譜面で弾きやすい。いい感じだと思っていると、先生に、軽やかに弾けていて、メヌエットをしっかりやった甲斐があった、というようなことを言われて、たしかに、となった。いつも新しい曲に入ると、覚えることで精一杯になるのだが、意外とこれまでやってきたことに助けられているのかもしれないという気持ちになって、良かった。このままいい感じに最後までいって、進級できたらいいなと思う。