チェロのメモ 2021/09/25

どうも前回のアドバイスがしっくりきたのか、今回は最初から自然に腕の力が抜けて、強弱も自然な感じにすることができた。時おりこういう小さなブレイクスルーがあると、非常に気分がいいし、先生もそうでしょうそうでしょうという感じで褒めてくれた。同じエクササイズをだいぶ長いことやってしまったが、やっただけの成長はあったように思う。

曲(ジュピター)は最後の繰り返しのところを重点的に見た。楽譜は同じでも、ここはもう力強くff(フォルティッシモ)で弾くところで、弓の真ん中で駒寄りを弾いて大きい音を出すことに集中する。「細けえことはいいんだよ!」とまではいかないけれど、これまでの強弱づけに比べるとガンガンいこうぜでやれるので愉快な気持ちになる。とはいえ、最後の最後はしっかり終わらせるのも忘れてはいけない。
エクササイズと曲ともに強弱づけで苦労したけれども、なんとか及第点ということでジュピターは終わりとなった。

次の曲はバッハのメヌエット(BWV841)。ジュピターとは打って変わって軽やかな曲。原曲はピアノ曲だが、なんといっても無伴奏チェロ組曲のあるバッハを弾くということで、テンションが上がる(ジュピターのときも上がっていた)。クラシック感がある(小並感)。

時間がなかったので最初の2小節しか見れなかったが、すでに自然に軽やかさを出すのがむずい。短い中にも、きれいにデクレッシェンドしてフレーズを完了させたいところがあり、さっそく強弱の付け方を吟味が必要なのを痛感した。この1ヶ月ほどやったことを活かさないとなと思う。