チェロのメモ 2020/10/24

今日は曲(エーデルワイス)を集中してやる日だった。といっても、曲特有のフレーズのエクササイズも含む。こういうエクササイズは、曲のある(難しい)部分を取り出して、たとえば、まず弓の動きだけ、というように分解して練習する。次は左手、移弦、スラー、てな感じに付け加えていって、最終的に曲のフレーズになる。いきなり曲を弾いてなんとなくムズい箇所だと思っても、個々の要素がわかればいけるし、曲はその積み重ねである(単純化しすぎだが)。つまりはタスクの分解ってことなのだが、ふつうのエクササイズと違ってゴール(曲)が見えているところが楽しい。
他に今日教わったことで重要だったのは、左手で押さえるときの指の力の配分についてである。小指で押さえるときに小指に力を入れすぎと言われたのだが、実際小指で押さえるときは1割の力でよくて、その代わり人差し指から薬指をしっかり押さえて支えてやればいいとのこと。これは他の指にも言えて、音を出す指だけに力を入れすぎると良くない、ということだ。人差し指一本のときも、7割ぐらいでよい。これは前にも言われたが、押さえすぎずに、弦が浮いている程度でも音は鳴る。とくにこの曲は柔らかい印象を与えたいので、そうすると音も良くなる。
自分のチェロ演奏は、力を抜くこととの壮絶な戦いといった感じだが、最近はようやくできるようになってきたという実感がある。とりあえずエーデルワイスも先生から🙆‍♀️をいただいたので、安心した(来週再来週は休みだし)。次は「峠の我が家」とのこと。知らない曲…。