チェロのメモ 2024/05/11

2週空いた。教科書で基礎練デー。

まずは、同じ音を開放弦を挟んで、ポジションチェンジで弾く練習。1ポジ、2ポジ、2ポジ上位、3ポジと弾いていくのだが、これが難しい。苦手練習のひとつである。

まずは開放弦を挟まずに弾いてみるが、この時点でズレまくる。コツとしては、親指も一緒に動かしつつ、ポジションが下がるたびに少しずつ指の間隔を狭くする。頭の中では同じ位置を意識しているのだが、そう簡単にはいかない。

親指を一緒に動かしつつ、と書いたが、むしろ親指の動かす量で位置を変えるぐらいの気持ちだと、わかりやすい。開放弦も挟むと、位置感覚がリセットされるので、親指の位置はいい指標になる。これはもうちょい練習というわけで宿題。

次はテヌートの練習。テヌートは音を長く保つという意味の記号だが(楽譜だと音符の上に-の線がつく)、弾くときは気持ちテンポがズレて聴こえたかなぐらいに伸ばす感じ(むずい)。

まあテヌートはわりと曲でも出てたりするので、いいのだが、今日の譜面にはテヌートのスラーが出てきて、そいつがちょっと特殊だった。先生曰く、テヌートのスラーは同じ音である場合が多いそうなのだが、今日のは違う音で、それを表現するために、スラーを気持ち(今日は気持ちが多い)切って弾く。ついでに移弦もあったりして、ふつうに繋げてしまったり、多めに切ってしまったりして、地味にむずい。この練習もまた次回となった。