チェロのメモ 2022/11/12

2週空いた。

まずは教科書で、分散和音を弾いていくレッスン。分散和音を弾くときのコツは何でしたっけと聞かれたが、完全に忘れていた。分散和音は低い音を強くどっしり弾いて、高くなるにつれて軽やかにしていくといいということで、聞いてから過去にも分散和音のレッスンがあったことを思い出す。

そのレッスンの、最後に出てくる4ポジの4の指を弾くときのコツを教わる。4を弾くときに、無意識で楽器の側面の板に手をつけてしまっていたのだが、これは手の構造上絶対外すと言われる。これは考えてみれば当たり前だが、なんか指を伸ばしてがんばろうとしていたようだ。正解は、側板ではなく、側板と前板の間に存在する縁のようなところに置いてやる。そうすると、無理なく4の指が置ける。こういうのは案外意識しないとすぐズレたりする。

あと、高い音を弾くときに、弦を強く押さえつつ弓は軽くすばやく、と教わったのだが、弦を強く押さえるときに、指の力で頑張るのではなく、腕全体を引くようにして押さえるのがいいと言われた。このとき、親指は添えるだけの状態になるが、その状態だと移弦がしやすくなる。素人は親指に力が入りがちになるが、そういう工夫で移弦がしやすかったり、疲れが少なくなったりする。合理的。

休みのあとはあまり曲をやらないのが常だが、今日はやった(「カヴァレリア・ルスティカーナ」)。とはいえ復習に時間を使うことにする。この休みの間、ほとんど練習できなかったが、めちゃめちゃな状態にはなってなくてよかった。