チェロのメモ 2024/07/27

まず教科書は分散和音の練習。最初にC、次にCdim。Cは危なげなくできるのだが、Cdimは難しかった。2ポジとかハーフポジションが出てくる。ハーフは1ポジより上を押さえるんだけど、レッスンではあまり出てこないのでひさしぶりに出会った。

これ、押さえるところがわかっているならば、わりとパッと押さえることができて、少しは成長したなと思うのだけれど、先生に、「ポジションチェンジは、前の音を弾いているときに指を拡張型にして、親指も動かそう」と言われ、これがうまくできなかった。たしかに効率的な動きで、しっかりできればより外さないようにできるのだが、伴奏に合わせてやったらグニャグニャになった。畜生。次回の宿題。

曲は『アヴェ・マリア』。前半部分の指番号を教えてもらって、譜読みしていく。

この譜面は、『アメージング・グレース』に比べると、ポジションチェンジが細かい。分散和音の練習と同じぐらい頻繁に移動するので、教科書と連動してるのかなあと思う。指示にespr.と書いてあって、エスプレッシーヴォというらしい。表情豊かに、ということらしく、エスプレッソみたいに濃くねっとりする感じで、アメリカーノみたいにあっさりにしないでねと先生に言われて、わかりやすい説明だと思った。

いまのところは、リズムと、スラーの中の細かいポジションチェンジが難しい。そこにねっとり、ちゃんとフレーズを意識してやるのが、ポイントになりそう。