チェロのメモ 2022/10/22

だいぶ長いことやってるポジションチェンジの練習、今日こそはということで練習もやって臨んだ。そのおかげか、上りはきれいな音が出てると言われてホッとする。下りは若干外れていたので、それは指の位置の戻しを少なくして対応する。なんどか通して弾いてみて、大丈夫そうだということでこのレッスンは終わりになった。長かった……。

曲(「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲)は、なんだかひさしぶりにレッスンでやる感じがした。まだ序盤の譜読みの段階だが、弾いてみるとぐちゃぐちゃで残念な感じ。

ポジションチェンジが頻繁に出てくるのだけど、次はこのポジション、みたいに意識してしまうと、音をもっとたっぷり鳴らしたいようなところでもブツっと切って移動してしまって、この曲のゆったり、しっとり感に合わなくなってしまう。こういう場合のために、完全に弓を上げないで、しかし左手を滑らすように動かして、自然に音が繋がるように弾くというのを練習する。自然にやろうとすれば押さえる場所を間違えたりするし、やはりむずかしい。

他にもリズムを取り違えたりして、全体的に、弾くというよりも聞くことが足りてないようなレベルのたどたどしさだった。聴くことで、伸ばすところの感覚が体に染みつく。お手本でもオーケストラの演奏でも、もうちょっと耳からこの曲に慣れる必要があると痛感した。このあと2週ほど空いてしまうので、この間に、もっと曲を聴いて、弾かないといけないなと思う。