チェロのメモ 2020/09/26

今日は1の指(人差し指)が下がり気味(=音が外れている)と言われた。先週言われた肘のことを意識してあまり指先での調整をしなかったこともあるのだが、肘がちゃんと動かせたとしても、そもそも外れていたら意味がない。音感が微妙なのだろうか。いいかげん一発でバシッと決めたい。
指残しのエクササイズをガッツリとやった。以前書いたように、移弦のときにすべての指を動かさずに、たとえば人差し指で押さえたまま中指だけ隣の弦に動かすというテクニックで、押さえる指に対して組み合わせが全部で6パターンある(:中薬小、:薬小、:小)。これ、とくに薬指や小指を動かすパターンが大変で、続けていると指がめちゃめちゃに疲れてくる。自分はまだ薬指と小指を独立して自由に動かせないので、バタバタと動いて位置もズレてしまう。気づくと押さえている指にも力が入ってしまっていて、下がってきたりもする。そういうときこそ肘も動かして負担を減らしてやる必要があるのだが、必死になると忘れてしまうのだ。おかげで今日は左腕がかなり疲れてしまった。
こういう練習をすると、左手の先だけを使うのではなく腕全体を有機的に動かしてやるのが合理的なのだなということがよくわかる。当然身体はつながっているので、左手をうまく動かして余分な力が入らないようにすれば、弓を持つ右手も力が抜けて音もいい感じになるわけだ。いやあ、よくできてるなあと思う。