チェロのメモ 2020/12/12

今日はいろんな場面で、丁寧に弾きすぎることについて指摘された。例えばしっかりと丁寧に弦を押さえると、弾いてるうちに音がジワーっと変わってしまうような押弦になりがちである。それよりもスパッと押さえることで、音もシャキッとする。オノマトペばっかりだけど、こういう思い切りのよさも重要であるということだ。ただ、自分の場合、丁寧というよりは恐る恐る弾いてるということなんだろうなと思う。
曲。今日も峠の我が家やるぞと思っていたら、この時期だからときよしこの夜をやることになった。去年もこの時期にやったのだが、恒例らしい。とはいえそれ以来弾いていないので、まったく忘れている。
しかし、久々に曲を振り返っていいことは、以前なら苦戦していただろうなというところで問題なく弾けたり、ここはこのテクニックを使えばいいのねというのがわかって、少しは成長しているというのを実感できるということだ。
とはいえ変わっていないところもある。A線は強く弾きすぎず、しかし思い切りよくスピードをつけるのが良いというのはひさびさに言われた。これも丁寧に弾きすぎてるとも言える。三つ子の魂じゃないけど、こういう苦手なところとか癖づいちゃっているところは、じっくり意識的に取り組んでいかないといかんのだなあとわかるのも、振り返りの利点なのだろう。