チェロのメモ 2023/08/05

このあと2週空くので、曲。「君を愛す」。前回はさわりだけ譜読みしたので、残りを見ていく。

最初にそのさわりだけ弾くと、もっと軽くと言われる。記号はないのだが、スタッカートの奏法(スピッカート)でやる。この曲はベートーヴェンがモーツァルトの影響が強いころのもので、そしてモーツァルトは軽さを出すために、記号がなくてもスタッカートで弾くということがあるらしく、それを踏襲しているわけだ。

あと、前打音というのもはじめて登場した。これは譜面だと普通の音符よりも小さく描かれているもので、装飾音として弾く。具体的には、軽く、短く弾くのだが、文章で説明するのは難しい。いずれにせよ、これも軽快さに一役買っている。

こいつら以外にも、いつものむずかし要素(ポジションチェンジとか)もたくさんあって、歯ごたえがある。休み明け、無になっていないようにしたい。