チェロのメモ 2020/06/27

ト長調の音階をはじめて弾いた。この音階でついに新しいポジション(左手の上下の位置)が登場した。4thポジションというやつで、親指を指板の付け根まで降ろして押さえる。いままでは1stポジションという位置で弾いていて、同じポジションではどの弦でも指の位置と間隔は変わらないのだが、ポジションが変わると間隔もだいぶ変わるので、慣れることからはじまる。1stと比べるとかなり狭い。
それとこれは音階なので、音を順に弾いていくわけだが、ポジションの移動が発生して、これが難しい。1stから4thへの移動(下へ)は付け根に当たるという目印があるので比較的まだわかりやすいのだが、逆が難しくて、上に戻るという意識が強すぎるとずっと上の方を押さえてしまうし、同時に指の間隔も広げる必要がある。これは何度もやって感覚を覚えるしかない。しかし、新しいことをやるのは楽しい。いままではハ長調の音階をレッスンのはじめに弾いていたが、今後はト長調でいきましょうとのこと。
曲の方にもちょっとずつ戻ってきており、シューベルトの子守歌。8分音符を弾きつつだんだん弱めていくところが難しい。今日は音階といい曲といい、いちばん細いラの弦(A線)尽くしだった。