チェロのメモ 2021/10/16
レッスンが2週間空いた。長くやったエクササイズも曲も前回でとりあえず終わったので、新たな気持ちでやる。
今回のエクササイズは、移弦と同時にポジションチェンジもするというやつ。それぞれは何度も練習してるし曲にも登場するけど、同時にやったことはない。音程が外れやすいので注意しながらやるが、なかなか上手くできたらしく、わりとあっさり終わる。なかなか一発でクリアの人はいないですよと言われて、気を良くする。
曲(メヌエット)はさわりしかやってなかったので、本格的にやっていく。とにかくこの曲は優美に(grazioso)、軽やかに、が大事なのだが、譜読みが完全でないせいで気を取られて思わず力が入ってしまったりして、注意された。リズムもまだとり切れてなくて、ぐちゃぐちゃになったりした。あと、楽譜の指番号だけを追いかけたせいでふつうに線(弦)を間違えることもあり、アホすぎて悲しくなった。
小節を区切ってちょっとずつ練習して、ある程度できたら(ある程度)まとめて、というふうにやっていくのだが、まとめると途端に、また見事に区切りのところでトチっておもしろい(おもしろくはない)。音楽は、曲全体のまとまりという側面と、楽譜で示されるような一音一音からなる細部からなるという側面がああって、演奏すると(とくに今回のような慣れていない場合)そういうのをググッと味わうことができて、そういう意味でおもしろい。まあ何のかんの言って、ふつうに練習しなきゃ、となるわけだが。