チェロのメモ 2023/04/15

宣言どおり、曲だけをやる。このあと長めの休みがあるし、なんとしてもカヴァレリア・ルスティカーナにケリをつけなければいけない。

まず、先生とユニゾンで弾く。大きなミスはなく、安心する。次に先生がハモをやって、自分は主旋律を弾く。こうなると、少しミスが目立ってくるけど、まあなんとかこらえたかなという感じだった。

そのあとは伴奏をつけて弾く。これもなんとかという感じで切り抜ける。テンポを上げてもう一度弾いたが、遅い方がうまくできたし、よく聴こえた。遅いと簡単というのはあるが、曲調的にも遅いほうがより「歌える」曲だとも言われた。楽譜も絶対ではない。

そんなわけで、カヴァレリア・ルスティカーナは終了。だいぶ長くかかってしまったが……、まあ及第点ギリギリという感じで許してもらいたい。

で、早速次の曲。次はスメタナの「モルダウ」。6曲からなる『我が祖国』の2番目の曲。まあ一番有名なやつである。

まず指番号を書いていく。カヴァレリア・ルスティカーナよりは易しそうだなあと思っていると、先生も「こっちの方が簡単ですね」とのこと。

たしかに弾いてみると、カヴァレリアのように頻繁なポジションチェンジがないので、左手は少し余裕がある。一方、右手はそこそこやることがある。たとえばスピッカートで弾くスタッカートのあとにくるテヌートだったりとか、アクセント記号の弾き方とスフォルツァンドの弾き方の違いだったりとか、dolceだなんだとか、とにかく強弱の表現をしっかりつけていくのがこの曲の大事なところなのだなというのが、ちょっと譜読みをするとわかる。

今日は譜読みの途中で終わったが、カヴァレリアが(とりあえず)終わったという安堵感と、よく知っている曲を弾くという安心感?やワクワク感があり、少し晴れやかな気持ちでレッスンできた。天気は悪かったけど。

GWを挟んでしばらく空くので、それまではサイレントチェロで復習したり、曲をよく聴くなどして過ごそうと思う。