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誰かのために

〝誰かのために〟

そんな生き方に憧れて、
そんな生き方をしている人が眩しくて、
そんな生き方をできない自分を卑下して、
悩んでいる人は少ない。この世の中には…。

〝誰かのために〟

それが人生を好転させる方法だと、
それが幸せを実現させる方法だと、
見たり聞いたりすることが多いから、
そのことに囚われ過ぎて、自分を見失う。

〝誰かのために〟

そう思えることが正解だと信じ込んで、
そう思えないことは不正解だと思い込んで、
自分の現在値を確認して失望するなんてことも…。

〝誰かのために〟

勿論、これは正解なんだ。重要なんだ。絶対に。

〝誰かのために〟

この思いが根底にあるから、
富や栄誉を手に入れたり、幸福感を掴めたりするんだ。

でもね…、
〝自分のために〟
これを疎かにしちゃいけないよ。

自分が満たされてないのに、
自分に余裕が持ててないのに、
〝誰かのために〟を優先すると苦しくなるから。

自分を愛して、
自分を〝喜び〟で満たして、
自分の利益になることを選択すればいい。

それは決して悪いことじゃない。幸せを掴むためには。

〝自分のため〟に生きることは間違いではない。
〝自分のため〟だけに生きることが正解ではないだけ。

〝だけ〟は良くないんだ。

〝自分のため〟
そう思ってしていることが、
〝誰かのため〟になっているんだ、本当は…。

大勢の人かも知れないし、
たった一人かも知れないけれど、
〝誰かのため〟になっているんだ、本当は…。

そのことに気づいてないか、信じられてないか。

それだけ。たったそれだけ。

たった一人かも知れないけれど、
その思いが本物ならば、その〝誰か〟は拡散される。

君が想像しているより多くの人にね。

〝誰かのために〟
そう思えない自分を疑っているのは、
自分の可能性を信じ切れてないからかも知れないね。

〝自分のため〟が〝誰かのため〟に。
〝誰かのため〟は〝自分のため〟に。

この仕組みに気づく日が訪れる。

君にとって必要な時に…。君にとって必要なタイミングで…。




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