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【ほぼ毎日生活密着型コラム/デイリー前仙】小さな商店の存在理由

ECサイトやフィンテックの可能性に未来を感じたこと。

街の片隅でなにも文句を言わず営業を続ける魚屋、肉屋、酒屋、八百屋さんたち。
昭和の時代、こうした商店はスーパーマーケットに顧客を奪われ、平成では、メガスーパーが台頭し、結果、徒歩圏内から商店が消えた。消えたかに見えた。

商店街は破綻しつつも、僅かに残る個人商店がある。
その個人商店の一つひとつが、個性を発揮し、顔の見えるリアル空間にサイバー空間を加えて生き残る術はないのか。非接触化を目的にデリバリーシステムが進化すれば、買い物難民は発生しないのかもしれない。
でも、昭和の良かったところ。
駄菓子屋の婆さんと子どものやり取り、魚屋や肉屋さんの親父と母の会話、そんな人と人との繋がりこそ地域コミュニティに欠かせないものだと思う。
非接触化の一方で失われていくリアル。

Society5.0はリアルとサイバー空間の融合、人間中心の社会とある。
例えば、2050年、2100年の未来にも、対面の商売に、ECやフィンテックの機能を付加し、小さな個人商店が生き残っている社会を「あるべき姿」と考えたい。

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