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「早く行きたいなら一人でいけ。遠くへ行きたいならみんなでいけ。」社会起業家奮闘記

7月16日
僕にとって忘れらない日になるだろう。

この日、ボーダレス・ジャパンの社長会で、僕の事業が承認されました。社会起業家奮闘記のvol.1として、このボーダレス・ジャパンで起業をしようと思い、起業のスタートラインまで立てた話を。

僕が実際にやりたいと思っている事業内容についてはまた次回!

社会起業家版ジャニーズ事務所?

僕がボーダレス・ジャパンと出会ったのは、奇遇にもこのnoteを書いたちょうど2年前の7月18日。
大学の講演に、ボーダレス・ジャパンの代表田口、通称ボスがやってきた。

そこでボーダレスの仕組み・取り組みを聞き衝撃を受け、そしてボスの人柄に惹かれ、その日ボーダレスのエントリーにメールを送ったをの今でもよく覚えています。

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ボーダレス・ジャパンという会社は、よく社会起業家プラットフォームという説明のされ方をしますが、最近はよく社会起業家版ジャニーズ事務所というたとえを使っています(以下、インタビュー抜粋)。

事業ごとの特性は大切にしつつも、ボーダレスグループにいることが社会起業家にとっての安心感となるんです。社会起業家が一人で抱えがちな孤独や不安を取り除き、果敢な挑戦を可能としている。ここがジャニーズと似ているんじゃないかなと。またボーダレスでは、新人起業家にビジネスプランを練るところからしっかりサポートに入り、さらに起業のための修行期間ももうけています。この期間がジャニーズ事務所でいうところの、ジャニーズJr.。ダンスや歌のレッスンをへてデビューする仕組みを用意している点が、ボーダレスの起業家育成の仕組みと類似していると思うんです。 

そう、ボーダレス・ジャパンは、「スキルはないけどこういう社会問題を解決したいんだ!」という思いがある人が、修行を経て起業していくためのサポートをしてくれる場所なんです。

そんなかんやで、僕はボーダレス・ジャパンに新卒の社会起業家コースに入り、1年間の修行を経て今に至りました。

愛を感じた社長会

いざ事業プランが固まると、ボーダレスでは社長会というボーダレスの全グループ会社の社長が参加するミーティングで事業を承認してもらう必要があります。

承認条件は社長たちの全会一致。
一人でもNOと言えば、もう一度プランを練り直します。

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いざ自分の事業承認会、とても緊張しました(笑)
発表内容も本当に反省点だらけで、もっとこういう伝え方をするべきだったというものばかりです。

そして、いざ承認の決を採ると、何名かの社長はまだ承認とは言えないという判断でした。

その社長たちは僕と近しい社会問題やビジネスモデルで取り組んでいる人たち。同じ分野ですでに向き合っているからこそ、僕に「もっともっと考えてほしい」というメッセージだったんです。

何も事業をやって欲しくなくて反対してる訳ではなく、そこの大変さがわかるからこそ相手にも妥協をしない。
そこに真剣さを感じたし、愛を感じました。
それが志をもつ人の「在るべき形」だな、 と。

その後、もう一度決を採り、なんとか承認を得ることができ、ボーダレス36社名の事業を立ち上げることが承認されたのでした。

僕もこれからそんな志を持って人と向き合える人になっていきたい。
そう強く感じた社長会でした。

なぜボーダレスでやるのか?

ボーダレスで事業を行うとなると、「いつまでに黒字化をする」、「社長会に参加する」といった、人によっては制約に感じてしまうことももちろん必要になってきます。
それでも僕はボーダレスで事業を行いたい。

その理由は、
「早く行きたいなら一人でいけ。遠くへ行きたいならみんなでいけ。」
この格言に尽きると思っています。

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ボーダレスには色んな社会問題に取り組む人がいて、色んな個性の人がいて、そんな十人十色な人たちが「社会を少しでもよくしたい」という志のもと集まっている。
そこには社長も学生アルバイトも関係ない。全ては役割分担だから。

そんな集団だからこそ、一人でやるよりも、遠くへ行くことができる。
僕たちは一人ひとりの力は弱くても、集まったときに力を発揮できるスイミーだ。

そんな理念を掲げているからこそ、ボーダレスの一員として社会起業家になることが理想の社会を実現するための最短の道なんだと思っています。

実際、一人で立ち上げてたら到底出会うことが出来なかっただろう人と出会うことが出来たのもボーダレスの人が紹介してくれたからだったり、困った時にすぐに相談できる人がたくさんいたり。
起業家は孤独だけど、孤立しない、そんな環境です。

さあ、やっとスタートライン。
遠くへ行くための一歩を踏み出しに行こう。

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