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減塩・低塩の代償|減塩の裏側には何があるのか?

添加物を大量に使う食品として漬物があります。
日本人には、欠かせない漬物ですが塩分過剰摂取の原因として問題となっています。
塩分が問題になり、減塩や低塩の漬物が流行るようになりました。

漬物を作るときには、塩分が欠かせないのですが塩分の代わりに何で味を出しているのでしょうか?

以下のブログの内容の方が濃い内容を発信しているため、是非ご覧ください。


低塩は高塩より体に悪い?

通常梅干しには、重量の10~15%の塩を使います。味付けだけではなく、防カビや色落ち、所管を保つなどの役目があります。

低塩で塩を減らすにはその役割を他のもので補う必要があります。
そこで使用させるのが添加物です。

味付けは、化学調味料
保存料は、ソルビン酸
色落ち防止には、酸化防止剤
酸味は、酸味料
しょっぱさは、甘草、ステビア
甘味は、サッカリン

を加えて味を誤魔化しているだけです。食べる人の舌を錯覚させているにすぎないのです。

塩分濃度が下がるにつれて増える添加物

低塩が流行り出して、最初のうちは塩分8%〜10%でした。
しかし、各社競争により今では塩分5%の梅干しもあります。これはもはや、「梅干しの形をした添加物」のようなものです。

通常、梅干しの塩分5%では常温では保存が効きません。
これらの梅干しは、保存が効かないためアルコールにつけてある梅を使用しています。
梅自体も、梅焼酎に使われていた梅が使われており風味などがありません。
ここで、風味を出すためにさらに添加物が使用されています。
グルタミン酸ナトリウム、甘草、ステビア、カツオエキス、たんぱく加水分解物など添加物でほとんど味がつけられています。

減塩漬物の表記
減塩漬物の表記
減塩味噌の表記
減塩味噌の表記

まとめ

漬物や、梅干しは昔は自宅で作られていました。
技術が発展して、安く、手軽に漬物を食べることも良いのですが、できるだけ自分でつけるようにしましょう。
しかし、市販の「浅漬の素」など漬物の素は添加物が大量に溶かされているため要注意です。

化学調味料を毎日大量に摂取してしまうと、味覚がおかしくなってしまうため、程々にしていきましょう。

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