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断食後の食事で全てが決まる

「断食中」よりも…

様々な体の不調を治すときに効果のあるファスティングですが、注意点もあります。その中で、最も注意する点は、「復食期間中」です。
ファスティングは、万病を治す妙法ですがそれだけに危険を伴うことを理解しておくことです。
主な事故は、「復食期間中」におこりがちです。では、なにを注意して行えば良いのでしょうか?

断食後の体の状態

断食は、体の状態をリセットすることが目的です。
腸内環境、必須脂肪酸のバランスなどがリセットされている状態です。
断食後は、体はスポンジが乾いたように枯渇している状態です。なので、ここで慎重にならないと、体がびっくりしてしまい、症状をさらに悪化させてしまう可能性があります。

「復食」行う期間

回復食の期間は、基本的にはファスティングを行った日数分行いましょう。
基本は以上のようになりますが、できるだけ復食期間は長くとる方が、良い結果が出やすいです。

どのように行うか?

食べる量は、本当に少しづつ戻していきましょう。
形状は、流動食から徐々に固形物を増やしていきましょう。
回復初期は、流動食が基本の為、三日断食したら、一日は流動食で行うようにしましょう。
具体的には、
・お粥
・スムージー
・トマトスープ(野菜スープ)
にしていきましょう。


回復食を選ぶポイント

回復食として、まずは食材を選ぶ基本的なポイントを解説します。

避けるべき回復食


ポイントとして、

・胃腸に負担がかからないものを選ぶ。(柔らかい食べ物を優先に)
・動物性タンパク質、動物性脂肪は避ける
・化学調味料、合成着色料などの添加物は避ける

がまず抑えるべきポイントです。それに加えて、

・精製された炭水化物(砂糖、白米、小麦粉、ジュース、うどん、そうめん)
・カフェイン、アルコール、ゼロカロリー飲料

食べたほうが良い回復食

また回復食に、適した食材を選ぶポイントとして「まごわやさしい」という合言葉があります。

「ま」:豆類、豆腐、味噌、納豆などの大豆

「ご」:ごま、アーモンド、ナッツ類

「わ」:わかめ、昆布、海苔などの海藻類

「や」:野菜類なんでも

「さ」:魚、魚介類(回復食としては、後半に食べるようにしましょう)

「し」:椎茸、しめじ、なめこなどのキノコ類

「い」:さつまいも、里芋などの芋類(じゃがいもはあまりおすすめできない)

が基本です。これにプラス選べる食材として、
・玄米、オートミール
・果物類、発酵食品
も可能です。

まごわやさしいの食事

まとめ

以上が回復食を選ぶべきポイントです。
回復期間は、ファスティングが終わったご褒美ではなく、最後の仕上げとなる部分なので、気を抜かずに慎重にやってみましょう。

回復期間で、ファスティングの効果の9割を決定づける期間なので、ぜひ以上のポイントを押さえて、実践してみてください。



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