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小中学生からスマホを遠避けろ

 お越しいただきありがとうございます。

 受験コーディネーターの廣川です。

 47回目の投稿です。


 今回は、引き続き「読書と計算で入試に挑む」に至る経緯の話です。

読書力が無い場合

 読書力の大事さに気付き、その力を何とか手に入れる方法を試行錯誤していました。読書力は読書量に比例するので、受験生が今から読んでも追い付かないであろうから、ではどうしたらよいのかと考えました。とにかく文章を読むことに慣れてもらうために、本当は絵本くらいから始めて・・・としたいところですが、彼らが読み易いであろう雑誌でもゲームの攻略本でも良いからと伝えても、画像を見る、動画を観るに負けてしまい、文章を読んでくれないので、このままではいけないと思いついたのが、漫画だったんです。

 普通の本より、格段に彼らも読みやすく、入りやすいのが漫画なんです。しかし、以前の記事に書きましたが、漫画の中には、ほとんどセリフやト書きが無いものもあります。特に少年漫画に多いのですが、バトルもので叫び声や悲鳴ばかりで終わってしまうものがあります。でも、入口としてはそれでも良いでしょう。大事なのは読むことなんですから。ひとつ注意することがあって、保護者の方々に説明が必要で、「先生が漫画を読めって言ったから」と言い訳に使われて、学習の妨げになっては本末転倒ですので、しっかり説明をすること、生徒に釘を刺しておくことが必要です。

 それでも、今までの生徒の話で言えば、入口は俗にジャンプ系と呼ばれるバトル漫画ですが、読み進めるうちに派生したライトノベルや、考察本、さらに他の作品に興味を持って、文章が読めるようになった生徒もいます。

 またある生徒は、「名探偵コナン」から推理小説を読むようになったり、少女漫画からいろいろな小説を読むようになったりしています。

 もちろんですが、小さい頃からたくさんの本を読んできた生徒には敵いませんが、間違いなく問題の文章を読むようにはなります。そうなると、解答率や正解率も上がってきますので、成績に変化が見られるようになります。

スマホを持たせること

 先日読んだ記事で、動画視聴の脳に対する影響を書いているものがありまして、子どもたちの脳の成長を阻害するとありました。その動画視聴に比べれば、漫画を読むことの方が何倍も良い影響が生まれています。

 自分は、小中学生にスマホは要らないと思っています。と言うのも、そのスマホ関連で中心にいるような方々が、揃って自分の子どもたちにスマホを持たせていないと聞いて、スマホの各影響について、それこそ読書をしましたが、緊急時に所在確認が出来ること以外に、子どもたちにとって良いことがありませんでした。反対に、それならば子どもにスマホを持たせないでしょうねと納得することばかりでした。

 現在も学習にてこずっている生徒は、みんなスマホを所持しています。自分に依頼があってから、持たそうか相談があれば、持たせないようにお願いしますが、スマホにもてあそばれてから呼ばれることが多いので、阻止することが出来ません。一度持ってしまうと、もう手放せなくなりますので、スマホはよ~く検討してからにしてください。

 もうすでに所持している場合には、よく話し合ってルールを決めるのが良いようです。例えば、一日に一時間だけ使うとか22時以降は使えないなど、縛りがないとほぼ間違いなく動画視聴に時間を奪われます。そうなると、削れれるのは、まず睡眠で次が学習時間です。どちらも削ってはいけないものなので、健康も成績にも響いてきます。

 それでも、スマホを持たせますか?


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最後までお読みいただきありがとうございました。

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