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2021年に買ってよかったもの

2021年に買ってよかったものをまとめてみる。このnoteでは「買ってよかったもの」を2019年から記録しているみたい。

買ってよかったものを経年で眺めると、何にお金を使ったか、その時に大切にしていた価値観が浮き彫りになってくるように思える。単なるお金の損得を超えて、何に感情が動いたかをつかむヒントにもなる。

森博嗣さんの「お金の減らし方」を読んで、「本当に欲しいもののためにお金を使う」ことのかけがえのなさが身に染みた。2021年もたくさんのものを買った。このnoteで挙げたものは「本当に欲しいもの」だったと、買った後で確信したものを取り上げてみた。

カーゴパンツ(DESCENTE PAUSE)

2020年から引き続き、DESCENTE PAUSEというブランドに大いに魅了された。20代と比べて、30代の今はフィット感や着やすさ、動きやすさの優先順位が高くなってしまう。その結果、デザイン性を損なったとしても多少は仕方ないと思っていた。

その両立ができると教えてくれるのが、DESCENTE PAUSEの洋服だ。岩井良太さんの洗練されたデザインと、アウトドアやスポーツでも使える機能性。どちらも高い次元で実現してくれている。それが、2020年に続いてハマり続けている理由かもしれない。

このカーゴパンツは、ストレートで幅広いシルエット、足首にアジャスターがついていて絞りが可能。履き心地もとてもよく、履いていてテンションが上がる。夏以外は重宝している。

STREAMLINE AIRY HARD SHELL JACKET(DESCENTE ALLTERRAIN)

DESCENTE ALLTERRAINは、数年前に水沢ダウンを購入してから好きであり続けているブランドだ。水沢ダウンの袖に腕を通すたびに「今年も冬がやってきた。そして来年はすぐそこ」という気持ちが湧き上がり、しゃんとした気持ちになれる。

ただ、水沢ダウンを着るのは真冬だ。秋から冬の入り口にかけて、シェルジャケットが欲しいと思っていた。この期間、これまではコートを着ることが多かったが、外出機会が激減したこともあって、着る機会が減っていった。コートよりも手軽で、持ち運びにも適したアウターが1着欲しかった。

こちらのシェルジャケットは、持ち運びに優れている。保温性もあり、フードもついている。シルエットもワイドすぎず、タイトすぎずでちょうどよい。雨の日もしっかり水を弾いてくれる。これぞ欲しかったシェルジャケット。色はネイビーを選んでみた。冬のアウターは黒色が多いので、ちょっとだけ気分転換。

Flexspotの天板

2020年に、Flexspotの電動スタンディングデスクを購入した。その後、椅子もちゃんとしたものを購入したので、スタンディングデスクの機能自体はほぼ使わなくなってしまった。代わりのニーズとして出てきたのが、広い天板が欲しいという点。

机の上にはなるべくものをおかずに、パソコンとキーボード、飲み物、メモ帳ぐらいにしておきたいが、なんだかんだで書類やノート、ヘッドフォンなど、いろんなものを置かざるを得ない状況になる。今まで使っていた天板は120×60センチ。ちょっと小さい。もうちょっと広い天板にしたかった。

140×70センチの天板を購入したことで、机の上が広くなり、余裕ができた。大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいい塩梅。結果として、デスク周りのストレスがかなり軽減された。この天板を購入する前は、ひと回り小さいサイズの天板を使っていた。

「大は小を兼ねる」とはよくいうが、小さすぎると用途が制限されてしまう。大きすぎると持て余す。縦10センチ、横20センチのサイズアップに、「最適なサイズ感」とは何かを教えてもらった気がする。

Magic Keyboard/Magic Trackpad

Macを開いたままモニターに接続して使っていたが、Macを開いたままにすると、結果として机の上がごたついてしまう。かつ、Macの画面の汚れが目立ってしまう。なんとかしたいなと思っていた時に購入したものが、Magic KeyboardとMagic Trackpadだ。

この2つを使うと、Macのクラムシェルモードが利用できる。これが至極心地いい。Macの画面は汚れないし、Macが熱で熱くなることもない。熱くなっているのかもしれないが、直接Macを触る機会が激減したので、それを感じる機会がないだけかもしれない。いずれにせよ「なんかMacが気になるので、ついつい注意を払ってしまう」状態から抜け出せた。

Magic KeyboardにはTouch IDがついている。指紋認証として指を添えるだけで、さっとパスワード入力が完了し、スリープモードから復帰できる。これが劇的に快適である。パスワード入力って、実は必要以上に時間を使っていたのだと気づいた瞬間だ。

仕事柄、テキストを書く機会が多いが、Magic KeyboardとMagic Trackpadで不便さを感じたことはない。キーボードとトラックパッドの掃除も簡単になった。紛れもなく買ってよかったものといえるし、本当に欲しかったものってこれだったんだと思えている。

ソーダストリーム Spirit One Touch

飲み会に行かない生活に、快適さを感じている。数年前は週に1〜2度飲みに行っていた気がするが、もはやそこに戻る感じはない。必然的に、家で飲む機会が増えた。これまではビールを飲んでいたが、家飲みではハイボールをよく飲むようになった。ビールをやめたおかげか、体重が増えなくなった。いいことだ。

で、ハイボールに使うソーダ水はペットボトルを購入していたのだが、これがしこたま面倒だった。定期的にソーダ水24本を買っていたが、ペットボトルが家に溜まるし、定期的に捨てないといけないのがこれまた面倒。ハイボールを飲まなくなったとしても、ソーダ水は飲み続ける確信があったので、ソーダストリームを購入してみた。

Spirit One Touchという端末にした。ソーダ水を入れるボトルの取り付けが簡単で、ストレスなく簡単にソーダ水が作れる。炭酸ボンベを2本購入したので、2ヶ月強は追加購入をしなくて済む。かつ、ペットボトルを捨てるという毎週の悪きルーティーンがなくなった。

炭酸の濃度も三段階で変更できるので、強めの炭酸のハイボールが飲みたい時には、気分に合わせて濃度を変えられる。買ってからほぼ毎日使い続けている。

ヘルシオ ホットクック

買ってよかったもの2021年のナンバーワンかもしれないのが、ホットクック。家で過ごす機会が増え、毎週末に作り置きをこしらえる生活が訪れた。料理は無心になれる機会、好きであることに変わりはない。けど、料理することの気が乗らない時だってある。

ホットクックは、野菜や肉を切って調味料を入れ、ボタンを押すだけという手軽さがたまらない。自分で作るよりもうまい料理がいつの間にかできている。無水カレー、豚バラ大根、回鍋肉などなど、今まで作ったことのない料理をたくさん作った。

メリットは「時間を巻く」ができること。ホットクックに具材を入れてスイッチを押したら、数十分後には料理ができている。鍋やフライパンを使っていた時は、火加減などをみながら常にキッチンに張りついていないといけなかった。この時間がなくなったことで、スイッチを入れてから料理が完成するまでに別のことができる。散歩に行ったり、掃除をしたり。これが何気に嬉しい。

副次的な効果として、スーパーに行った時に、今まで目に入ってこなかった食材や調味料を認識するようになった。料理の幅が広がると、普段見ている世界の解像度が高まる。この経験は、別のものを購入する時にも判断軸となってくれそう。

IKEUCHI ORGANIC サウナタオル

毎年1つは、IKEUCHI ORGANICの新たなタオルを買っている気がする。サウナ水風呂にはまりたおして、はや4年ほど。サウナ施設に行くたびに、ベストオブベストなととのいを得るには何が必要で、何が足りていないかを模索してしまう。ルーティーンの中で小さな変化を見つけて、何かしら改善していくことは、満足感や充実感の積み上げに確実に寄与してくれる。

こちらのサウナタオルは、サウナーな人たちのニーズをしっかりすくいあげていると感じる。サウナに入った時に忍者巻きができるタオルの長さ、顔や頭皮を熱波からしっかり保護できるタオルの厚み、外気浴の際に顔から急所までをしっかり覆える長さと、肉厚なタオル部分の安心感。すべてがベストフィットである。

税理士さんへのご依頼

複業を本格的に始めてはや数年。おかげさまで、2021年もさまざまな機会が得られた。その成果は、単に人的資本の蓄積だけにとどまらない。端的にいうとお金、資本、税金に対するリテラシーが上がった。個人事業主「としても」働くことで、今までお金周りでどれだけ無知だったかを何度も痛感した。

これまでは自分でやっていた確定申告を、今年分から始めて税理士さんにご依頼することにした。我流の確定申告に比べて安心感がすごい。これまでわからなかったお金や税金のことが、どんどん「わかる」に変わっていく。この対価は、自分だけで確定申告をしていたときでは得られないものだった。専門家の仕事を、身銭を切って経験させてもらっている。

同時に、自分ですべての作業をする必要はないということも体感できた。今は「時間」の優先順位が高い。このご依頼によって空いた時間を、別の何かに投資しようという思考が働くようにもなっている。副次的な効果です。

最後に

「買ってよかったもの2021」、こんな感じでした。「本当に欲しいもの」は、下記のようなものなんだなと改めて知った。

  • 仕事と暮らしの質を上げてくれるもの

  • 時間を巻いてくれるもの

  • 買った時点では気づかなかった副次的な価値をもたらしてくれるもの

  • 新たな知識や経験の習得につながるもの

2022年はどんな「買ってよかったもの」と出会えるかしら。

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