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痩せて困ったこと
メッキリ寒くなりました。冬至の時期にちなんで闘痔の話です。
※食事中の閲覧はオススメしません。
前回は「痩せて得たものは思った以上にたくさんあった」という成功体験をお話したが、実はその裏で若干ながら困ったことも起きていた。今日はその思わぬ副作用をご紹介したい。
【服がゆるい】 お困り度…★★★☆☆
結局体重はこの1年で15kg程度落としたわけだが、同時に腹囲も15㎝くらい落としていた。腹回りが落ちたということは、ズボンのサイズも大きく変わってくる。
結果的にはスーツがブカブカになった。
中期計画を達成した頃、新たにスーツを1着新調したのだが、今ではそれさえもややゆるくなっている。
今の体重は就職した頃より少し軽いくらいなので、当時のスーツがちょうどハマるくらいだろう。
嬉しい悲鳴ではあるが、リバウンドして再びスーツ替えを強いられることがもうないよう不退転の覚悟で臨む必要がある。
【お尻が痛い】 お困り度…★★★★★
「減量行動指針」の通り、中盤まではほぼ食事制限により痩せたようなもの。途中からは高タンパクの食事生活を心がけたものの、総じて栄養バランスが悪化していた。
いや、今思えば栄養そのものが欠乏していたように思う。
結果、厳しい痔に苛まれることとなる。
まず排便頻度が低下する。酷いと3日出ないこともあった。
その後の排便はなかなかキツい。硬いので全然出ない。
踏ん張って踏ん張ってやっと出たと思ったら出血を伴っていることもしばしば。
もともと便秘気味だったので同様の症状は前からあるにはあったのだが、ここまで酷いのは初めてだった。
ちなみに減量を目指すキッカケとなった人間ドックでは「高尿酸」とともに「便潜血」も引っかかっていた。大腸検査の結果は異状なしだったが検査はきちんと受けた方がいい。
一番辛いのは排便の後である。痛くて椅子に座ってられない。運転席に座っているのも辛い。かといって横になるのも辛い。
最初は大正義ボラギノールで凌いでいたが、結局抜本的な解決にはならず、同様の症状がしばらく続いた。
結局耐えられなくなったので病院に駆け込み緩下剤を処方してもらった。
同時に「食べない減量」から「選んで食べる減量」「運動を伴う減量」に方針転換した。
食物繊維の摂取強化
先にご紹介した「カロリー計算」ツールをもとに過去のデータを分析すると、食物繊維が圧倒的に不足していた。食物繊維は便量を増やし、排便リズムを回復させる救世主だ。
細かくは水溶性/不溶性の2種類があり、これらをバランスよく摂取する必要があるが、
海藻、キノコ、イモ、キャベツ、納豆、バナナあたりがよく知られたところだ。
ちなみに筆者は妻のススメもあり青汁を日々摂取している。
これからはタンパク質に加え、食物繊維の摂取も欠かせない。
運動
長期計画達成後、件の先輩との邂逅で運動重視にシフトしていったのは既にお伝えした通り。
そして実際、筋トレをした後、走った後は不思議と便意がもよおされる。
やはり体を動かすことは排便を促す意味でも重要であるといえる。
水分補給
減量行動指針の一つに「毎日2ℓの水分補給を目指す」というものがあったが、これも意識して継続する必要がある。
特に、朝の筋トレとセットで飲水をルーティンにすると排便効果も得やすい。
緩下剤の処方と上記取組以降、症状は快方に向かった。ただ、依然「快便」とは言い難い状況であり、日々継続して取り組んでいく必要がある。
【イジられ要素がない】 お困り度…★☆☆☆☆
これは完全に余談。前回、「痩せてモテるようになったという自覚は全くない」と言ったが、むしろ周囲からすると「イジり甲斐」がなくなってしまったらしい。
一部の層からは「かわいげがなくなった」「今ではただの普通の人」という遺憾の意を表明されることも。
また、「表情が怖い/鋭くなった」といった評もあり、アイデンティティが大きく変容した感がある(それはストレスとか別の理由?)。
とはいえ、ひどい(雑な)扱いを受けることは激減したので、その点は成果といえようか…
2021年のテーマとしてお伝えしてきた減量シリーズも次回で結びです。
数多の減量行動の末に成果が出たわけですが、その現在地と課題を整理して、来る年末年始に向け気を引き締めたいと思います。
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