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減量行動指針⑦~飲水

痩せていくためのアクションプラン、最後はズバリ「2ℓの水を飲む」

飲水は恰好の尿酸対策

振り返ると筆者の減量の目的は、尿酸値を下げることだった。

尿酸は尿から排出されるため、たくさん水分を摂ればその分、尿酸を排出できる。

そういう意味で、この「水を飲む」ことが、一連の施策の中で最も重要なのかもしれない。

これは「水」だからいいのであって、ジュースは太る原因になるし、お酒は利尿作用があるが、結果的に水分欠乏となり、尿酸は増えるのでNG。

お茶でもいいかもしれないが、カフェインが含まれる場合は同じく利尿作用があり水分欠乏になってしまう。

「昼に摂る水分はコーヒーだけ、夜に摂る水分はお酒だけ」という人は気を付けた方がいい。

基礎代謝を上げる

勿論、水分摂取は減量においても役に立つ。

水を飲むことで栄養などが行き渡り、血行が良くなる。老廃物の排出促進に貢献する。こうしたサイクルが活発になることで基礎代謝が上がり、「太りにくい体」を作りやすくなる

また、水を積極的に摂ることで満腹感が得られ、食べすぎや飲みすぎを回避できる。

慣れてしまえば水道水で十分

ではどうやって摂取するか。

最初はペットボトルの水を買って飲んでいたが、毎日買うと金もバカにならない。

今では水分補給はほとんど水道水で済ませている。

前にも言ったが日本の水道水は普通に美味いし安全。思い立って蛇口をひねればすぐ出てくるし、何よりリーズナブル。

なぜ「2ℓ」か

これは諸説あるのと、年齢や体重により必要な水分量が異なるので、一概に「2ℓが正しい」というわけではないだろう。以下はあくまで個人としての考え方。

上記のように減量を意識した場合、1日に必要な水分はザックリ3ℓ。
うち食事を通じて摂取される水分がこれまたザックリ1ℓ。

よって、3ℓ-1ℓ=2ℓの水を積極的に飲むべき、としている。

続かないと意味がない

個人的には本当は3ℓくらい飲みたいと思っている。かつて「1日3ℓの水を飲む」ことを掲げ、デカいペットボトルでがぶ飲みしていた時期もあった。

ただ、マジで仕事に支障が出るほどトイレが近くなるし、常に「水を飲まなきゃ」というマインドで臨まないと難しい。勿論続かなかった。

そう、本シリーズでは一貫して言ってきたが、続くスキームを作らないと意味がない

そのため「2ℓでいいから毎日飲み続けられる仕組みを考えよう」との思いに至った。

推進手法

「コップ1杯水を飲んだ」と記録すると、摂取水分量をカウントしていくアプリもあるにはあるが、やはり記録し続けるのは難しい。

そこで、1日の「水を飲むシーン」をイメージして、飲水配分をシミュレーションすることにした。「どこでどのくらいずつ飲んで1日2ℓを達成するか」というマインドだ。

「寝ている間も汗をかくので朝起きて1杯の水を飲むといい」というのは聞いたことがある人も多いだろう(本当は白湯を飲むのがベスト)。

なので朝はとりあえず2杯。コップ1杯200mlとして、これで400ml摂取といった具合だ。

あとはやはり食事と合わせて摂取するのが一番やりやすいので、朝昼晩で2杯ずつとした。
「食事の際は必ずコップ2杯の水を飲む」といった感じだ。

これで200ml×2杯×3回=1,200mlとなり、足らず800mlとなる。

会社には500ml水筒に水か麦茶を入れて持参している。

「もっとデカい水筒にしたら?」という人もいるかもしれない。

実際、筆者の職場でもデカいペットボトルを持参してガブガブ飲んでいる人もいるが、それをオフィスで飲むのが何となく憚られるのと単純に持ち運びが面倒くさいので妥協している。

これで、1,200ml+500ml=1,700ml

ここまできてしまえば、コップ1~2杯程度をどこかで余分に取ればいいだけで、十分達成できる水準。

「必ずここで摂る」というのはさほど意識していないが、入浴や睡眠時の発汗を考えると、入浴後睡眠前に1~2杯飲むのが自然かつベストかなと思う。

こんな形で日常レベルに落とし込んでいくと、四六時中意識していなくともだいたい自然と続けていける。血がサラサラになればいろんな病気も回避できそうなので、減量の要否に関わらず今後も永続的に取り組んでいきたい。

「中期減量計画」に基づく「減量行動指針」は今回で以上です。

筆者はこれで中期目標である67.8kgを割とアッサリ達成したわけですが、長期目標63.5kgに向けての道のりは思った通り簡単ではありませんでした。

そうなると、「今までの行動指針だけでは立ち行かない」ということになり新たな指針を模索するわけですが、次回からはそのプロセスを綴っていきたいと思います。

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