FX TOM

FX兼業トレーダー。 独自のチャートテクニカルで相場の荒波をくぐり抜けている。 相場は…

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FX兼業トレーダー。 独自のチャートテクニカルで相場の荒波をくぐり抜けている。 相場は決して裏切らない。 真面目に正しく付き合えば、きちんと返してくれる。

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投機筋の動向に見る相場の転換点

トレードで利益を上げる手法はいくつも必要ありません。 優位性のある手法が1つ2つあれば、相場から永遠に利益をむさぼることができます。 その手法を信じ、愚直に同じことを同じ場面で繰り返すことによって、長い目で見れば利益が残っている・・・そういうことです。 その一つの手法が、相場の転換点でのチャート形状にあります。 これは投機筋が個人(リテール)のポジションを刈ることで成立するパターンとなります。 簡略図で説明します。 4つの場面(ステージ)に分けています。 それぞれ

    • 相場に踊らされないために

      大衆(リテール)がポジションを持った方向は投機筋の利確の養分になる。 今まで再三お伝えしてきました。 四六時中チャートを眺めてチャンスを伺い、今か今かとヤキモキしながら待っていると、突然大陽線が! せっかく画面の前で待っていたのに、私を置いてローソク足が上がっていく様子を目にし、平常心でいられるわけがありません。 『置いて行かれる!!』 咄嗟にロングポジションをエントリー! 『上がれ、上がれ、上がれ・・・!』 エントリーしてからその大陽線はジリジリ止まったまま・・

      • 相場を動かすポジションの正体

        相場の格言に 『落ちてくるナイフは掴むな』 というものがあります。 大下落、大上昇の最中に反対ポジションを持つことは危険だ という意味でしょう。 私は、半分正解半分不正解と考えます。 それは、誰も掴むことができない相場の中にチャンスがあると考えるからです。 では、勢いよく落ちてくる相場で、うまく底を掴むことが可能でしょうか? 相場(チャート)の動きの原動力は何でしょうか? 大陽線や大陰線、ジリジリ上がったり下がったり・・・ いろんな動きをして私たちを悩ませます。

        • 取引手法⓪ ~始めるにあたって~

          優位性を使った取引手法。 その全貌を詳しくお伝えしていきます。 まだFXを始めたばかりの方は恐らくチンプンカンプンになります。 ある程度実績を積み、FX取引に慣れた中級者以上を対象にしています。 長年勝ち切れていない方、しかし諦められなくてがむしゃらに続けている方に向けた手法公開です。 初めに言っておきます。 そう簡単ではありません。(慣れてしまえば簡単なんですが) ある程度機械的に行う場面もありますが、一番大切なのはセンス(感性)です。 日々トレードをしていると、

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        投機筋の動向に見る相場の転換点

          相場の節目

          チャート攻略の重要なポイントの一つに【節目】があります。 この節目、どういう意味で使っているかというと 売り買いの切り替わりのポイント となります。 もう少し説明が必要ですね。 ・今まで買い目線だったのが裏切られたところ ・今まで売り目線だったのが裏切られたところ なかなか言葉での説明が難しいですが この節目を理解することでチャート攻略がワンランク上になります。 つまり、チャート上には 買い目線ゾーン 売り目線ゾーン 様子見ゾーン この3つで成り立っています。

          相場の節目

          FXで利益を上げることの3つの難しさ

          テクニカルの話ばかりになっていますが、本当に大事なことはテクニカルではなく、投資(投機)に対する考え方です。 1回1回のトレード自体に意味を持たせてはいけません。 しかし、その1回のトレードがどうだったのか?きちんと振り返りをし次回のトレードに生かさなければなりません。 矛盾したことを言っているように見えますか? 投資は優位性の高い場面で、その優位性にトレードをする。 そして、この優位性トレードを何千回何万回と行うことで、結果的に資産を増やしていく、 と言うことは誰でも

          FXで利益を上げることの3つの難しさ

          大衆の逆を突く!

          FXはゼロサムゲーム。 誰かの利確は誰かの損切り 誰かのエントリーは誰かの損切り 売買が成立するためには反対のポジションが必要なので当たり前のことです。 しかし、相場で日々トレードをしているとその当たり前を忘れてしまいます。 一度相場の中に身を置いてしまうと、そこにはプロもアマもありません。 今日始めたばかりの素人も、海千山千のプロ集団も何のハンデもなく対峙しています。 プロが利益を確定しているのは、大衆(アマ)の損切りを餌にしています。 相場が大きく動く場所(大

          大衆の逆を突く!

          2023.5.15週 ドル円トレード

          1週間のエントリー場所を振り返ります。 今週のドル円は、先週末に主要高値を抜けてのスタートとなったため、ロング目線固定となりました。 とりあえずの目標は4時間足レベル前回高値の137.700。 ココまでは押し目を狙っていきたい相場です。 それでは見ていきましょう。 ※チャート上の⇧:エントリー        ✔:T/P(テイクプロフィット)        ✖:S/L(ストップロス) エントリー方法は全て同じ方法です。 投機筋の仕掛けでリテール勢がポジションを投げさ

          2023.5.15週 ドル円トレード

          投機筋の動向に従う

          前回の記事【相場が伸びるところを知る】でもお伝えした内容の具体例となります。 相場を大きく動かしているのはいわゆる 実需筋と投機筋 と言われています。 その中でも投機筋の動向。 これに注目したいと思います。 投機筋はその莫大な資金量をもとに相場を動かしてきます。 一番顕著なのは、今の相場のポジションの偏りを把握し、その逆を突いて相場を走らせ、ポジションの偏りを解消させ(または偏りを反転させ)相場を走りやすくさせて、それに乗り利益を取っています。 つまり、 大衆(リテ

          投機筋の動向に従う

          相場が伸びるところを知る

          トレードには ・スイング ・デイトレード ・スキャルピング など時間軸によって大まかに分かれていますが 投資ではなく投機としてとらえると、相場に自分の資金を投入する時間は短い方がよいと思われます。 誰にも未来が分からない以上、未知のリスクに自分のポジションを投下するのはやはり避けなければなりません。 しかしながら、そのリスクに晒さなければ、相場から利益は得られない。 私たちは矛盾の中で一喜一憂しているわけです。 相場で利益を得ることは差益を取ることですので、価格が動く

          相場が伸びるところを知る

          2023.4.17週 ドル円振り返り

          1週間お疲れでした。 相場を振り返り次週への糧にしていきたいと思います。 まずは週足から まだ方向感はつかめません。 レンジを形成していく途中のようにも見えます。 ポイントは3つ ①下落の過程で押し安値Pを抜けています。下落は強い、と判断します。 ②レンジ形成とすると、どことどこの間なのか? 大きく見てAB間であると考えられます。 とすると現状まだAまでに隙間があります。(黄色□) ③直近のローソク足が上ヒゲ陽線で終わっています。 相場観としてはレンジであってもまだ

          2023.4.17週 ドル円振り返り

          ドル円現在の立ち位置④(2023.4.15)

          時間足まで降りてきました。 前回まではコチラです。 ・月足 ・週足 ・日足 日足でトレードする意思が少し見えてきました。 それを具体化していきます。 簡単に言うと、上昇Hの押し目を狙っていきたいわけです。 まず考えられるのが、押し目ゾーンR。 ここからどういう形になったらエントリーできるのか? という風に考えていきます。 しかしまだ、ゾーンQをしっかり抜けなければ、上位足で見た通りQY間のレンジが考えられますので、鼻息フンフンでロング!というわけではありません。

          ドル円現在の立ち位置④(2023.4.15)

          ドル円現在の立ち位置③(2023.4.15)

          今回は日足です。 前回まではコチラ ・月足 ・週足 さあ、日足ぐらいから、トレードをするための情報を得ていくことになります。 月足週足で、BC間のレンジの可能性があるのを頭の片隅に置きながら。 ・B⇒Cの上昇が続いていくならば、黄色矢印のように上がっていきたかった。そうさせなかったQゾーンが現状蓋になっている。 ⇒明確なトレンドは見れない。 ・Qゾーンからの売りを、少しではあるがまくり返している。(ピンク矢印の動き) ⇒日足レベル以下の短期では、一度ロングを狙うのも

          ドル円現在の立ち位置③(2023.4.15)

          ドル円現在の立ち位置②(2023.4.15)

          今回は週足を見ていきます。 前回まではコチラ ・月足 前回の月足では、ザックリとしか分からなかったものが、ちょっと詳しく見えてきました。 ・2022.3 からの上昇の続きで押し目を狙うのであれば、黄色矢印から狙いたかった。 ⇒現状は上げれなかった。 ・月足前回高値の126.327円のレートまで落ちた。月足ではわからないが、週足ではA字下落に見える。 ⇒やはり強い下落であった。 ・安値Bからの折り返しは、押し目候補の安値で頭をたたかれた。 ⇒BC間のレンジの可能性が出

          ドル円現在の立ち位置②(2023.4.15)

          ドル円現在の立ち位置①(2023.4.15)

          FXでトレードするために、必ず必要な考え方があります。 相場環境  マルチタイムフレーム(MTF) この2つを理解しないと、今の立ち位置(買い目線戦略なのか、売り目線戦略なのか)がわからないまま、相場という荒波に無謀に挑んでいくことになります。 そこで数回に分けて、どういう風にMTFを考えていくのか?月足から見ていきたいと思います。 月足では・・・ ・2022年3月から急騰してきた相場はAの地点で折り返しています。 このA地点は過去の下落の最終ゾーンにタッチでの折り

          ドル円現在の立ち位置①(2023.4.15)

          2022.10.17週 ドル円振り返り

          来ましたね。為替介入。 週末金曜日の深夜、ニューヨークオープン後。 いみじくも先月の1回目の介入(9/22)からちょうど1か月。 介入はあるだろうことは分かっていましたが、それがいつなのか?は分かりません。 だからこそ効果があるのかも知れませんが・・・。 では、1週間を動画にて振り返ります。 ご覧ください。

          2022.10.17週 ドル円振り返り