ひきこもり、ニートからの脱出方法


最近、衝撃的なニュースを読んだ。
40代男性がニートになって、孤独死したという記事だった。
「「自分は怠け者だと思ってます。働くの嫌いですし」ある49歳ひきこもり男性の本音」
https://bunshun.jp/articles/-/34083

ひきこもり、ニート・・・。
ニュースで見かけるようになった。

ネットの向こう側の世界、他人事には思えない。
私も同じ40代のサラリーマンだ。

デスクワークだから足を怪我して動けなくなっても、
会社で仕事はできる。
明日、明後日にリストラするような会社でもない。

しかし、私の周囲で「うつ」になる人が増えている。
会社の状況や社会環境などの影響もあるようだが、
風邪などと違い、予防しようと思ってできるものではない。
私も明日は我が身だと思っている。

仕事ができないリスクに加え、
若年層の孤独死問題もある。

「孤独死した40代女性が日記に綴った叶わぬ願い」
https://toyokeizai.net/articles/-/283081

40代で、独身という点で一致している。
両親が健在だが、連絡を取るのは正月くらいで、
しかも、携帯のメールだ。
もらったメールに数日返信しないこともある。

今、自分が死んでも誰も気づかず、
記事と同じように数か月後に発見されるのだろうか。

何らかの事情により
無職になり、ニートになって、ひきこもる。
そのような人が増えている。

早速、結論!
ズバリ!
「ニートからの脱出は、家庭菜園をやるべきだ!」
と宣言します。
※野菜作りの経験が少しあるので。

今日、種を植えて明日収穫できる訳ではない。
しかし、ひきこもりが「6か月家から出れない」という定義なら、
十分、野菜は植えて、収穫できる。

土や肥料、種もネットで手に入るので、
自宅にいながら開始することができる。
しかも、それぞれ安い。
収穫するまでは、人が相手ではないので
対人面に不安がある人でもできる。

作り方はネットにも出ているので、
誰でも始めることができる。

収穫した野菜は、
自分で食べても良し、売っても良し。

家庭菜園で収穫した野菜を
売買することに法的制限がない。
ただし、加工をすると衛生法などに抵触します。

また、農家でなくても売ることはできる。
道の駅や個人からの持ち込みを受け付ける
スーパーなどに持っていけばよい。

ネットで販売してもいい。
価格に対して送料がかかるので、
売れずらいと思いますが。

何しろ、
「自営です」
「仕事は野菜作りです」
などと言える。
野菜を作っているだけでも立派な職業だと思う。

ベランダでいくつかの野菜を作るだけでも、
かなり食費の節約ができる。

もし、野菜作りが好きになったら、畑を借りてもいいだろう。
地方の役所なら家庭菜園の農地を貸してくれるところもある。

あと、輪作って言って、
畑をいくつかのエリアに分けて、
並行して野菜を作ることで、
常に種を植え、収穫するようになる。

地方に行くと、腰の曲がったお年寄りが
のんびりと畑仕事をしている姿を見かける。
農業でバリバリ野菜を作って、
メチャクチャ売って、儲けようと思うなら、
トラクターでも使って気合が必要だろうが、
自分の食べる分だけと思ってしまえば、
身体が動けば畑仕事はできるだろう。

「農業をやる」と言うと、ハードルが高いと思いがちだが、
「家庭菜園だ」と言ってしまえば、気も楽になる。
自分が生活する分の野菜を作ればいいのだ。

あと、野菜作りはストレス発散にもなるという。
現に会社で「うつ」になった人が、
農業体験をしに行って、体調がとても良くなったと言っていた。
完全に治すなら農業体験に数日行った程度では無理だと思うが、
自然に触れる生活に変えるだけでも、体調は改善できるハズだ。

まずは、農業体験、農業ボランティアなどに行って、
野菜作りとはどんなものか見てみるといいかもしれない。

自分に何かあって、
社会生活がしづらくなったら、
畑仕事をしてみようと思った。

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